私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

海苔の巻物

2007-10-08 06:37:07 | 気儘に散策
清水駅東広場(鮪まつり会場)をスルーして、駅前銀座まで来て見たら、日本一長い鉄火巻きに挑戦するテーブルが並べてあった。去年は、303mで気仙沼も挑戦しているらしくて、今年は306mなんだそうだ。
実際にその長さを体験してみる。終点が清水駅側だったので、起点に向かって歩いて行くが、なかなか起点に着かない。そして、やっと着いた起点は、おもちゃの角屋前だった。実際にこの長さの鉄火巻きは、ちょっと驚きだ。どんな風に事が進められるか興味津々。今から、ワクワクしていた。今年は、参加を見送り、裏方さんを見ようと思っていた。イベント開始まで、45分あったので、駅前銀座を、散策する事にした。

すぐ近くにあった帽子屋の店先を見ていると、野球帽が、並べられていた。「あれ、ジャイアンツがない」と言いながら、帽子を見ていると、人のよさそうな、女店主が「中にもありますから、どうぞ」と言う。それなら、と思い中に入っていろいろな帽子を見ながら「どうして、ジャイアンツの帽子が無いの?」と聞くと「権利を買ってしまった企業があって、入って来なく成っちゃったんです」と言う。アンチ巨人では、ない様だ。「何十年も売っていてのに、残念です」と言っていた。そう言われて店先を見ると、SバンクやR天もなかった。野球帽は、スポーツ用品屋で買う時代になったようだ。
来年還暦を迎えるという主人を後に、海苔巻き会場に戻ってみると、巨大な海苔の巻物が準備されていた。
普通の海苔を1枚1枚くっ付けて、78mの海苔の巻物を4本造り、これから、306につなげるのだ。これを作るだけでも、その大変さが、伝わってくる。
まず最初に、306m分の緩衝材(白いやわらかい、梱包材 巾約40㎝)をテーブルの上に敷き、簾を306m分隙間なく並べ、いよいよ、海苔を敷き、酢飯を参加者全員で乗せる。その時に世話係りが、大忙しで、乗せ過ぎや、不足している所を、手直ししているのだ。
本部は本部で、マイクを使って、準備できましたか、を連呼しているが、世話係りさんは「馬鹿言ってるナ」と言いながら、走り回っていた。子供や、爺さんはやり方がよく分らないらしくて、手につける酢を海苔につけたり、酢飯が山盛りになっていたり、ちょっと心配になってきた。
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