私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

甘味の謎

2014-02-27 15:30:03 | ご飯ですね
静岡市清水区袖師に有る蕎麦屋。

知ってはいたのだけど、遠回りをしてまで行く気にはなれず保留に成っていた店なんだけど、たまたま通りかかったので寄ってみました。

ちょうど昼時と重なり店内は混み合っており、カウンター席(3席)が空いていてので迷う事無くそこに席を取り、メニューを一通り見る(いつもの事)。
此処は厨房が見えて好きな席なのだ。

ふと、「かつ丼」に目が留まり最近食べていない事を思うと急に食べたくなり、蕎麦とセットを注文してみた。でも、最近食が細くなった事思うとちょっと多かったかもしれないと思い始めていて優柔不断な自分を叱責したくなる。
でも、カツ丼も食べたいし蕎麦は外せないし(初めての蕎麦屋で蕎麦を食べないなんて言語道断)仕方の無い事です。
序に、蕎麦屋のカツ丼ととんかつ屋のカツ丼ではどちらが旨いか探求に余念が無かった事を思い出す。w



さて、厨房内を見ていると先代とご主人が二人で蕎麦を担当している様だ。で、カツ丼は?と注視していると先代の女将が出て来て玉ねぎを切っている。

あらら。カツ丼は女将が作るのね。

カツ丼とは時間差で先にざる蕎麦が出て来て一気に啜った。旨い。お腹が空いていたって事も有るけれど、蕎麦を食べるのが久しぶりだったのだ。







いよいよ店が混んできて。カウンター席も満席。
隣のスーツ姿の男性は「ランチ」を注文していた。この日は桜海老のかき揚げ丼とお好みの麺。

そっちの方が良かったかなと思いつつカツ丼を食す。
しつっこくない(薄味)のカツ丼に女将の優しさを感じたけれどもっと濃い味付けの方が好きだな。



てな訳で、日を改めてランチを食べに行く事にした。



午後からの現場仕事が出来てしまったので遠回りをしてランチを食べに出掛けた。

この日のランチはあんかけ丼。
蕎麦は旨かったのだけど前回の方が旨かった印象が有るのはこちらの入れ込み方の差だろうか。

前回のデザートが牛乳寒天(ゼリー寄せ)だったのだが、今回は餡子の様な羊羹の様な、聞けば「毎日お汁粉をたくので、そのゼリー寄せです」と言う。
そう言われてみると下の方に小豆が沈んでいた。

柔らかくてちょっと食べづらいのだけど、甘過ぎないそれは口の中を落ち着かせ、ひと時の休息感が広がる。
昔は汁粉が嫌いだったのだけど(豆料理が苦手)時々赤飯が食べたくなるほどの嗜好の変化に自分でも驚いている。鯛焼きは好きなんだから汁粉が嫌いな方が可笑しいと言えば可笑しい。

グダグダ考えながら此処はラーメンも旨いらしいと知り、次回、蕎麦屋のラーメンが食べたくなったら真っ先に来てみようと思う。(笑)
コメント
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