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私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

見学

2023-05-20 08:59:44 | お出掛け日記
(写真:HⅡロケット)
宮城に住む弟の見舞いに行く序に、お楽しみを考えていた。
ふっとしたテレビ番組でJAXAの見学ツアーを知り5月分の申し込みをしたのは2月の事だった。

愚息を誘って車で行くのだが首都高速を通るのが苦手でジャンクションの連続に
神経をすり減らすトラウマがあった。
兎に角、常磐自動車道に行けばいいのだ。

時間的余裕をもって早めに行くと思ったよりも道路は空いていて、以外にも何の問題もなく
常磐道に接続。出発前のあの緊張は何だったのだろうかと思うほどあっさりした物だった。

当然、JAXAに着いた時刻も早く着いてしまった。(毎度の事)

映画「宇宙兄弟」の撮影が行われ主役の小栗旬が月に居る弟日々人(ひびと)に向かって
「死ぬな!」と叫ぶシーンはこの辺りだろうか。

見学で屋外の写真撮影が出来るのはここだけで、あとは一切撮影禁止。


1/1,000,000の地球の上空400kmをISS(国際宇宙ステーション)が飛んでいる模型。
400kmは40㎝、富士山は約3.7㎜に成る。

テレビ番組でこれを見た上白石萌音が「ISSって大きいんですね」と言ったので共演者が爆笑。
JAXAの人も苦笑いし「大きさはサッカー場くらいです」と言い加えこちらはそれも含めて
笑ってみていた。

月までの距離は地球から384,400kmなのでこの地球から384.4mって事に成る。
ものすごく遠い事を実感する。

あえて「あそこに行って帰って来たなんて、まるで映画の様です」と言いたい。




地球の重力では150kgにも及ぶ宇宙服は小さな宇宙船と言われているそうで
背中に有る生命維持装置で人間が宇宙空間で生きられると言う。
このマスクに映る自分の様子を見て宇宙を想像するとワクワクが止まらない。




(写真:閉鎖環境適応訓練設備)

見学ツアーの建物内は撮影OKなのだが管制室の見学時は全ての機器
(スマホ、カメラ、ゲーム機とか撮影機能付き機器)の持ち込み禁止。
でも、管制室の中はモニターがたくさん並んでいる所に5人ほどモニターを
見ていてだから何って感じでこれと言った感動も無い。

ISSの時間は国際標準時刻で作業しているそうで、日本とは時差がある。
昼とか夜とかどうやって生活しているのだろうか。苦労が伺える。

ISSの日本実験棟では日本人以外の宇宙飛行士が実験をしているそうでその管理をしているとか。



小浜水産高校の教師が生徒の提案で宇宙食の開発を思いつく話をテレビで見た。
最初に興味を持った生徒が3年間研究するが完成できずに資料を残して卒業してしまう。

小浜水産高校が若狭高校と統合され本格的に開発が始まる。
新入生がその資料に興味を持って3年間研究するが完成できずに卒業する。
それを繰り返し13年後の新入生達によって完成を見るのだが、宇宙食が完成しても宇宙に
持っていくかどうかは宇宙飛行士に委ねられている。

宇宙飛行士 野口聡一氏が宇宙で食べた。

そもそも缶詰は宇宙食には出来なかった。缶はゴミになるのでJAXA的にNGだった。
それが宇宙ステーション補給機「コウノトリ」によってISSのごみを焼却できるようになったので
缶詰もOKになったのだ。(コウノトリが大気圏に突入する時に焼却)

この缶詰は、もう少し地球上で熟成してから食べたいと思っています。

追記(2023/5/23)
投稿後、TV「激レアさんを連れてきた」でこの缶詰を取り上げ
あらためて感動した。





悲しい時

2023-03-21 07:48:50 | お出掛け日記
週に一度行き付けの居酒屋に顔を出す。
時々臨時休業をするので必ず電話でカウンター席を予約する。

鰺が有ると刺身を頼むので刺身が出来るまで大根サラダで繋ぐのが
決まりのようになっていた。

その日も席に着いてから刺身を選んでいると
「今日は良い鰺が入りました」とマスターが言うので注文をすると
「もうやっています」と笑顔で返事が来た。

「はい、お待ち!」と大根サラダより先に出てきて嬉しいのだけど
じゃあ大根サラダは要らなかったのか?と自問自答する。

居酒屋に行く時は家から歩いて行く事にしている。
多めのカロリー摂取を事前運動で消化しようとする自己満足。

富士見橋の上に立ち下流の港橋を見た時、3.11の津波が防波堤を越える映像を
思い出しぞっとした。
あんな津波が来たら老朽化している橋は次々に壊れるだろうなと思ったりする。

主治医には「急に走ってはだめですよ」と言われているので、助かる術はない。



上流の八千代橋を見る。
巴川の中州に有った水神さんをしっかり見ておく。


水神さん横の交差点。
ヒッチコックの「鳥」を彷彿させる。

6mの津波が来たら君たちも絶望ですね。
でも君たちは津波が来る前に山に逃げられますか?
いや、そこが危険だから(外敵が居る)
里に下りてきているとしたら、何処にいても危険ですね。
君も逃げる術はないのか?

6mって事は最低でも3階建のRC造(鉄筋コンクリー)じゃないと耐えられそうにない。
歩いて行ける建物を記憶しておこう。
この辺りでは市役所か合同庁舎か(海の方に行っても良いのか迷う)





ちっちゃい事は気にしない。




必要な物

2023-03-15 07:45:23 | お出掛け日記
久しぶりに映画を見に出かけた。
マスクをするかどうか自己判断と先進国の様な事を言われ
観客の様子を観察するとマスクをしている人はいなかった。(約20人)

いつも通りポップコーンを食べながら見始めると喉に引っかかった。

「これはまずい」

と思いながら咳をした。
如何にもまずい。

近くの席にいた客が少しは席を移動するのが見えたのだが
それは無意味ですよと自虐的に思った。



3月11日に聞いていたラジオでは南海トラフ地震は3.11の地震より大きい(約10倍)とか言っていた。
しかも震源地が陸地に近い場合(高知県などを想定)は津波到達時間は発生から3分後で
津波の高さは30mと言っていた。

もう無理じゃん。
逃げられない。

ネットで南海トラフ地震の報告書(再計算)を見てみると
清水当たりの津波の高さは5~10mとなっていた。

そんな事を聞いてから見てみると何の為の堰なのか笑える。(ドリプラ横)



3.11後いろいろな写真集が出たのだけど
風化させないために今年写真集(写真絵本)が出版され取り寄せてみた。

その写真家の震災当時の写真集をアマゾンで古本を取り寄せた。
しばらくすると出展者からメールが届き書籍の「遊び紙」に書き込みがあり
100円値引きするからそのまま注文してほしいと言うものだった。

本の装丁に知識が無いので「遊び紙」が何かさえ分からなかったけど
すぐに分かった。(表紙などの次にある何も書いてない紙:便利な世の中です)

其処に書かれたものがこれ

著者のサインと○○○○へと宛書
私が受け取ってよかったのだろうか。


朝市

2023-01-15 15:21:39 | お出掛け日記
今年初めての朝市に出かけてみた。
朝6時と言ってもほとんど夜。
何を売っているのか。
誰が居るのか。
懐中電灯で照らさなければわからない。

馴染みの農家を見つけてミカンとミニ白菜を買う。
隣のピクルス屋で生のキクラゲを買う。

それから切れそうだったコーヒー豆を買う。
桜が丘の店舗より朝市の方が近いのだ。

試飲のコーヒーは寒い朝市では特に美味しい。
人は人と繋がりがっている。



いつもは巴川沿いを通るのだけど次郎長通りを通ってみた。
昼間は気が付かなかったけど「山長」のカンテラに明かりがついていた。

清水の〇〇と言うと昔は必ず出て来た名前だけど今は滅多に聞かない。
でも確かに実在した人物なのだ。

不思議な感じがして、いつまでこの町で暮らすのか考え直している。

寒い富士

2022-12-24 08:59:34 | お出掛け日記
雨上がりには富士山山頂に雪が積もるので日本平に行ってみた。
昨日はあまりの強風でとても写真どころじゃなかった。

今日も風は強く富士山山頂も同じらしい。

山頂に着き日本平ホテルの庭先の畑まで霜柱を踏みつけながら辿り着くと指先は冷たくなり始めていた。コンデジでスナップを撮った後一眼レフで撮り始めるとなんと、バッテリーLOW。
気温が下がってバッテリーが動かなくなったか。



人生なんてこんなもんさと捨てセリフを吐き出してからポケットのコンデジを出した。
車の車外気温は2度だったから、この風の中ではもっと寒い。

指先が痛くなったところで撤収。
以前富士山の写真を撮っていたところは、身長以上に茶の木が伸び、とても撮影できそうになかった。
あの調子ではいずれ道路からも富士山が見えなくなる。



初日の出を日本平山頂から見ようとすると日の出方向に樹木が邪魔をして残念な景色なる。
それなら久能山東照宮かと思ったけれど足腰に自信がない。(下見にも行けない)

そんな訳で今年も静かな年末を迎えようとしています。