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私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

回帰

2009-07-18 10:22:31 | Bの壺
合宿(空手)に出掛ける愚息を送り出す時、「頑張ってね」などと大して期待もせずに送り出す。一日二日で画期的に成長するほど、一生懸命じゃない。彼の言葉を借りると「普通にやっている」なのだ。

自分で作り上げた陶器(酒器)を、大して期待せずに預け、釉薬や焼きも先生頼みでお願いしたら、期待以上の出来に嬉しくなった。
これは、やっぱり釉薬、絵付によるところが大きいと思われる。

「そんなに気に入ってくれたなら、割増料金を頂きましょうか」と先生に冗談とも本気とも取れる一言を頂戴し、振り返ったら笑っていた。
陶芸教室によっては、作品の出来上がりによって、受講料を決めている所もあるそうで、満更冗談でもなさそうだった。でも、この教室は、一律料金制を取っている。

「オークションに出そうかな」などと振ってみると、値段はいくらにしますと来たので、ここは、12,400円ってところかなと、大見えを切ったら、教室は静かになってしまった。でも、小割氏の手も加わっているので、妥当な値段だと思う。(誰も買わない)

一万円の「片口」と思うと見えない事もなく、そう思って日本酒を飲むと安い酒も美味しくなりそうで楽しみだ。一緒に出来上がった刺身皿に一品盛り付け、日食酒でもやりましょうか。(笑)

前夜

2009-07-04 08:13:16 | Bの壺
金曜日の夜に出掛けると雨になる。この日も雨になった。
静岡市清水区駅前銀座通りで、7/4日から始まる七夕祭りの飾り付けが夜遅くまで行われ、いつもと違う夜があった。酔っぱらいの笑い声が気になるところだけれど、素面の笑い声も聞こえる。

毎年、七夕の飾り付けをされるのは大変なことだろうと思う。中止になる催し物が多い中(特に花火大会)、今年も、七夕祭りが有って嬉しいです。
愚息を誘って、商店街に出かけます。

あそこで生ジュースを飲んで、焼きたてのまんじゅうを買って(自動で焼いている)射的をやって、どこかの店先でビールを飲む。毎年同じ様な事をしているけれど、最近は、同じ事をする事が大事に思えてきた。来年も有る保証はどこにもないと思うと、今年の催し物すべてが、愛すべきもので、それを今味わっている事がありがたくもある。

小学生の飾り付けが既に終わっており、多分日中に子供たちの手で飾り付けられたと思う。今日の午前中に残りの商店が飾り付けをして、本番を迎えるのだ。
七夕飾りの下を、ありがたい気持ちで通る。




以前、金曜日に作った記念すべき第一作の「マグカップ」が出来上がり、早速珈琲と思うことなくビールを注いだ。見た目以上に重く、二の腕健康器具として申請したい。((笑)
織部焼の色合いが、「プッ」と言わしめた作品を使用に耐える器まで引き上げてくれた。小割氏(陶芸教室の講師)によると、釉薬を三回掛けて焼いたそうで、彼なりの趣が加わった。そのところを委託しているわけで、そこまでやりたい人は、自分の窯を持つしかないのだった。

この調子で、我が家の食器棚に、自画自賛の器が並ぶ事になる。(笑)

金曜日

2009-06-06 07:40:42 | Bの壺
金曜日毎に雨が降り、出掛けるのが億劫になる。
通い始めた陶芸教室の先生に、「来週はどうしますか」と聞かれ「月初めだから来ます」と答えた。
自分で言った約束だし、自らやり始めた教室なので、素直に出掛けたい。雨の中、歩いて港橋のバス停まで行き、乗合バスで清水駅まで出る。この区間は100円で乗れて便利。帰り路は全工程歩き。

駅前を通ると、雨に濡れた未完成なロータリーが広々と見えた。元々この広さだったのが安全柵で囲われた後、柵が撤去されると広くなったように見える。

客待ちのタクシーの待機所が駅舎薬局前に移転し、歩道がかなり迂回させられていた。しかし、歩行者は全く無視して、従来の通路(タクシーの待機所前)を通っている。これは、当たり前の事で、人が歩く道が最優先されるべきなのだ。タクシーの為に歩道が迂回するのは、本末転倒。人有ってのタクシーなのだから、もう少し考えた欲しい。工事中だからと言っても、余りにも配慮が足りないと思う。

物を見ると不満ばかりが湧いてきて、気持ちの余裕がない。(反省)



清水区の駅前銀座商店街は、屋根があって、雨の日でも傘が不用なので便利だなあと思う。飲み屋から出て来ても、店外で談笑できるのだ。

陶芸教室には、そんな表の声が良く聞こえる。



先週、刺身皿を作ったので、今週の酒器で形が見えて来た。これに小鉢と小皿と箸置きを作れば、ちょっとした酒宴に使えそうで、楽しくなって来た。




雨天

2009-05-23 06:25:49 | Bの壺
同じ事の繰り返しの様な日々を過ごして居ると、自分を見失いそうになる事がある。そんな自分を徹底的に見直して、リセットしたくなる。何もしないでいると何も出来なくなり、何もやりたくなくなる。そうならない様に、何かを始めようと思っていた。

このブログも始める時に2年と決めていた。最低2年は続ける。今回、陶芸教室に行くかどうするか体験をしてみる事にした。

自分の気に入ったマグカップを探しているうちに、自分で作るのも一つの選択肢だと思う事があった。美食家が器まで作り始め、究極の美食を求めた事を本で読んだ。まあ、芸術は才能だから、自分にそれが出来るとは思わないけど、一点物のカップを作る事は出来る。
そしたら、それにお気に入りの珈琲を淹れて飲む。一体いつ出来るのだろうか。(笑)

陶芸教室に行ってみると先生(小割哲也氏)が既に居られ、簡単な説明を受ける。体験をしてみてから続けるかどうか決めるつもりだけど、体験をするって事は、始める意思があるって事の表れなのだ。



生徒さんが、三々五々集まってくる。すごく緩い集合時間に、少し戸惑いながら紐作りを始める。新しい人との出会いは、自分に刺激を与えるのだ。

これから、この人達からどんな刺激を受けるのか楽しみだけど、不安もある。世の中、いつも自分の思うようには動いて居ないのだから、目標を1年と決める。

究極のマグカップには程遠い第一作。焼き上がると少しはマシになるそうだ。