masaring

自己チューの進行形日記でshow。

「青春の門」。織江の唄。

2008年02月21日 | masaringの内緒話

20080216_004

【青春の門の第1部から7部。8部「風雲篇」の単行本化を待つ。】

 

Mori

誰もが1度は通りすぎる、そしてただ1度しか
通ることの許されない青春の門。

熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。
目覚めゆく少年の愛と性、そして人生の希望と旅立ち…。

ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、
世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン「青春の門」。

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私、まっちゃんが、この「青春の門」筑豊編を読んだのは
もちろん大昔のこと。大流行の風疹に罹り仕事を休んでいた。

からだが少し楽になったので、少し前に買い求めていた
この物語の文庫本を手にした。

あっと言う間に「筑豊篇、上・下巻」を読んでしまった。
というより、まっちゃんはすっかり伊吹信介になっていた。

この後はどう展開するの?まっちゃん信介は勝手に
次のストーリーを頭の中で描いていた。

本は単行本が出版されて、その後、文庫本が出版される。
「自立篇」位までは、その頃発売されていた記憶がある。

だから、まっちゃんの毎日は、信介の世界であった。
楽しい時、苦しい時、まっちゃんの心に信介がいた。

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「放浪篇」、「堕落篇」、「望郷篇」、「再起篇」、「挑戦篇」
単行本が発売されるや書店に走った。即、読破。

人生。楽しいことより苦しいことが多い。それでも人は
それぞれの門をくぐって生きて行く。

まっちゃんがこのシリーズで学んだ人生訓である。

しかし、「挑戦篇」が平成5年発売。続く「風雲篇」は
何故か発売されていない。元々この物語は「週刊現代」に

連載されていたそうで「風雲篇」も
その中では、それも平成5年に完結していると聞いた。

まっちゃんは、もう遥かに信介の年齢を越えている。

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読みたいな。だって昔、五木先生が出演したテレビで、
「青春の門は、私のライフワーク」と語ってましたよ。

この物語は2社で映画化され、更にテレビドラマにもなった。
2005年テレビドラマになった時、五木先生はこう語っている。

「戦後半世紀が過ぎ、豊かさと平和のなかで、
 人びとは何かに餓えているかのように見える。

 その心の裂け目から『青春の門』が、
 いま再び呼ばれているのかもしれない」
と。

Mori

『織江の唄』   作詞*五木寛之/作曲*山崎ハコ

遠賀川 土手の向こうにボタ山の
三つ並んで 見えとらす
信ちゃん 信介しゃん
うちはあんたに 逢いとうて
カラス峠ば 越えて来た
そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん
すぐに田川に 帰るけん
織江も大人に なりました
  ♪♪

 月見草 いいえそげんな花じゃなか
 あれはセイタカアワダチ草
 信ちゃん 信介しゃん
 うちは一人に なりました
 明日は 小倉の夜の蝶
 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん
 どうせ汚れて しまうけん
 織江も大人に なりました
  ♪♪

  香春岳 バスの窓から中学の
  屋根も涙でぼやけとる
  信ちゃん 信介しゃん
  うちはあんたが 好きやった
  ばってんお金にゃ 勝てへんもん
  そやけん 手紙くれんね 信介しゃん
  いつかどこかで 逢えるけん
  織江も大人に なりました
♪♪

Daria_2

『織江の唄』T映画版のテーマソングだ。この唄を聴くと
人として大切なものは何かを想い起こさせてくれる
ような気がするんだ。下↓をクリックして聴いてね。

山崎ハコ 織江の唄

 

Photo

【初恋は美しい、しかし実ることは少ない。園芸店の初恋草。】

※まっちゃん、九州の血が半分。ばってん思い入れあるとかな。

コメント (8)
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