日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

万葉集の歌から

2009年02月23日 | 日本語
 万葉集を真剣に読んだことはないが面白い歌が多い。

  もの皆は 新たしき良し ただしくも 人は古り行く 宜しかるべし

 ものは皆新しきものがいいけど人間は古くなっていくことが即ち老人になっていくことが宜しいというべきだ。「ただしくも」というのは「但し」と言う意味。万葉集巻10から詠み人しらず。
 恋愛や花、風、川などの自然や挽歌が中心と思っていたがこういうものがあるというのは新鮮な感じがする。 この歌が良く分かるためには次の歌を知っていた方がいい。   

  冬すぎて 春し来たれば としつきは 新たなれども 人は古(ふ)りゆく

 何の説明も要らないうただ。「春が来るたびに年月は新しくなるが人は一年ずつ古くなっていくよ」と言う意味である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自民党は腰を据えて麻生太郎... | トップ | 万葉仮名について »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本語」カテゴリの最新記事