を読んでいる。バハオーフェン著。白水社。
前に読んだことがあるのは、「 序説 」、「 リュキア 」、「 クレタ 」 のみ。がんばって、フルバージョンに挑戦中にゃ。去年から読み始めて、やっと7割クリアしたにゃ。
「 どんな原理にせよ、それが極端なものとなれば、それに対抗する他の原理の勝利を招くのである。濫用それ自体が進歩の原動力となり、勝利の頂点は同時に敗北の始まりとなる。人間の心というものが中庸を踏み越えようするものであり、そして同時に不自然な極端を維持できるものでもないことが、かくも強力に示されるところは他のどこにもない 」( 「 序説 」)。
これ、ユングの 「 極端から極端へ 」 という説のオリジナルなのにゃ。前に読んだ時には気がつかなかったにゃ。