スパイラルホールで

2014-11-16 23:43:26 | 演劇

「寺山修司を歌う 読む 語る」のうちの「語る」を観る。根本豊さんがすごい若作りをしていてビックリ!

 「初期の天井桟敷は素人を舞台に上げたが、それはかなり衝撃的なことだった。彼らは状況劇場とは違う意味で、『特権的肉体』の持ち主だった」(萩原朔美さん)。※思い出したので付けたしますにゃ。

 「はっきりしたメソッドもない天井桟敷があれだけの身体表現をやったのは、大きなナゾだった。結局、日常の鍛錬が肝心だということ。これは今の劇団員にもよく言っている」(J・A・シーザー)。

 「大滅亡は、グロトフスキーの『憑依』をもとにして、自分が考え出した」(若松武史さん)。

 また、「包帯の川」は小野正子さんが発明したという。

 貴重な話ばかりでおもしろかったが、司会の田中未知さんががんばり過ぎかにゃ。もっと出演者任せにしてもよかった。次回までの課題にゃ。
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