「J・A・シーザー コンサート」

2012-05-04 00:10:58 | 音楽

を観る。新宿FACEの客席は満員。ふつうのロック・コンサートと違って、イスに座って観られるのはありがたい。

 いきなり「絶対運命黙示録」からスタート。まずは「少女革命ウテナ」から6曲。万有引力による合唱と、そして・・・・・・。それからシーザーが初期の曲を7曲歌って、次にゲスト主体で6曲、そして再びシーザーが歌う、という構成。最後の「山に上りて告げよ」まで全27曲(たぶん)。約2時間20分。

 曲によって微妙に違うが、ギター、キーボード、ドラムが3人ずつという、実に分厚いバンド編成だった。これがシーザーの意のままに、どんどん音を変化させていく。特に、オルガンがいい。昔ながらの音色だが、それが一番いい。

 シーザーは、イスに座ってアコギ片手に歌う、というスタイル。歌い終えるたびに楽譜を捨てる仕種がかっこいいのだわ。

 小見川千明は、「バーチャルスター発生学」、「流浪物語 (海殺考) 」、「東京巡礼歌」の3曲をソロで歌った。この日だけの歌唱だが、その割には曲の難易度があまりにも高過ぎたか。いや、よくやった方だ、と見るべきだろう。また、彼女はソロだけでなく、万有の合唱曲にもほぼ全曲参加していた。

 シーザーは、これからもコンサートをやるのだろうか。やるともやらないとも言わなかったが・・・・・・。期待しておこう。小見川千明の再チャレンジにも。

 
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