「ローリング・ストーン・アルバム・ガイド」を読む。1992年ランダム・ハウスより刊行の原書。某レコード店の古本コーナーで購入。
80年代中頃に立ち読みした「ローリング・ストーン・レコード・ガイド」(講談社)とは別物らしい。「レコード・ガイド」ではビートルズの「サージェント・ペパー」が3つ星で、「作りは大がかりだが、曲そのものの出来はそれほどでもない」という評価だったのを覚えている。だが、この「アルバム・ガイド」では5つ星の普通の評価になっていて、つまらない。また、「レコード・ガイド」での酷評のされ方が笑えたチェイス、クリエイションといったバンドが消えているのがさびしい。
この手の本は、実際にアルバムを買うときに参考にするのではなく、ひとつの読み物として楽しむべきだろう。