ジェフ・ベックの「オフィシャル・ブートレッグUSA‘06」を聴く。
彼はとっくの昔に還暦を過ぎているはず。なのに、この若々しさ。ていうか、今が絶頂期なのかも。
ドラムがフランク・ザッパのバンドにいたヴィニー・カリウタ。そのせいなのかどうか、前よりもギターのフレーズが饒舌になったみたい。でも、それが快感。
5分前後の曲が多い。「スキャッターブレイン」なんて4分足らず。もうちょっと長く、と思うのは欲張り過ぎか。
BBAのロゴから本人の名前だけをそのまま持ってきたジャケも、個人的にはOK。
ラストの「オーヴァー・ザ・レインボウ」がただただ美しい。選曲もいいし、ジェフ・ベックを初めて聴く人にもお薦め。