長谷部誠が帰国し、引退会見を行いました。
FC今治の岡田武史氏から、日本でプレイしろと勧誘され、キングカズには引退する趣旨を、ポルトガルまで出向いて直接伝えたこと。
フランクフルトの公式会見では話されなかった引退の様子が、この会見で明らかとなりましたね。
アルベルト・ザッケローニもそうでしたが、
サッカー選手である前に、選手は人間である
品位を失うような発言、態度を避けなくてはならない
という態度を常に示したのが彼でした。
ブンデスリーガでは
2009年のヴォルクスブルクでのブンデスリーガ優勝
2019年のフランクフルトでのDFBポカール優勝
2022年のフランクフルトでのヨーロッパリーグ優勝
を経験しています。しかし日本でも
2006年J1優勝
2007年AFCチャンピオンズ・リーグ優勝
も忘れてはいけませんし、代表でも2011シーズンのアジア杯優勝を成し遂げました。
逆に言いますと、長谷部誠は自分の手柄ではなく
同僚が頑張ったからだ
ファンの心が励みになったから
というのでしょうね。
彼のような謙虚さは、ある意味で欧州的自己主張ではありませんが、俯瞰で物事を観察することに役だったに違いありません。
今日はこれから歩道ステーションに登場しますよ。