goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

他人に敬意を払うことは、ある種の専売特許だろうか

2016-07-08 22:45:39 | 日記
 上田を散策している最中、老夫婦から上田駅までの道を尋ねられました。

 指さしでも案内はできましたが、まだ駅に近いところだったので一緒に歩いて案内したところ

 「本当にありがとう」

 と暖かいお言葉を頂きました。

 パルセイロの掲示板でも、他県からいらっしゃる方が

 「駐車場の位置、料金を教えてください」
 「シャトルバスの乗り場はどこでしょうか」
 「スタジアムでどんな料理が食べられますか?」

 と問いかけます。

 欧州サッカーにおいて遠征先であれだけの乱暴、狼藉を働くファンがいることを考えれば、日本のようにライバル・クラブのファンが情報交換することは、不可思議なのかもしれません。

 ただ、このような人間味をなくしてしまうこと。

 こちらの方が痛いと感じます。

 上田駅からしなの鉄道に乗った際、学生さんが学校を終えた時間と重なり、出かける時よりも随分混雑した車内でした。

 僕はこんな時、デイパックを下げてゆとりを作るようにしていますが、サッカーでも混雑した車内では、やはりお互いが融通を利かす必要があります。

 電車で揺れているにもかかわらず、スマートフォンを操る方を見て正直呆れましたが、揺れてだれかの足元を踏んでケガさせたらどうしようとは、きっと考えないのでしょう。

 ちなみに若い女性の方が、スーツケースを所持した年配のご夫婦に席を譲っていました。

 良い対応と改めるべき対応の両方を目撃した瞬間でしたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミズノが義足を作成する意義

2016-07-08 19:09:25 | 日記
 僕はサッカー・ブランドで最も社会貢献活動をしているブランドは、ヒュンメルだと感じます。

 日本ですと、Ⅴ・ファーレン長崎における「平和の祈り」を形どったジャージで有名すよね。

 世界レベルでは、アフガニスタン代表、チベット代表を支援し、前者は女性のために「ヒジャブ」をデザインするなど、その活動は多岐に渡ります。

 でも、日本ブランドの負けてはいません。

 ミズノが義足を作成することで、体の不自由なアスリートを支援することを表明したのは、今年が五輪とパラリンピックの開催年、という意味合いもあると思います。

 ミズノが岐阜県にある

 「今仙技術研究所」

 と共に開発しているとのことで、インターネットで閲覧したところ、海外製ですと50万円払わないと購入できないそうです。

 ですから、ミズノのような大手がアスリートの意見に耳を傾け、改良を施しながら品質を高めていくことは、凄く意義があると感じます。

 ミズノは2020年の東京パラリンピックも見据えていますが、今の技術革新は4年の歳月が凄く古臭く感じられるほど、劇的に品質が変化する要因になります。

 僕は今後もミズノの製品づくりに注目していきたいと思います。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池波正太郎記念館で感じた奥深さ

2016-07-08 18:58:48 | 日記
 今日、念願かなって上田市にあります「池波正太郎記念館」を訪問しました。

 作家の山本一力氏をはじめ、現代の作家たちが敬愛する先生の記念館は、上田市の他に東京都西浅草にもあります。

 今上田市は「真田丸」の影響で日本全国から多くの観光客が訪れ、先生の作品も書店の一番目立つところに陳列されています。

 僕の場合ですと

 「いつてもいける距離にあるよ」
 「まあ、今度でいいか」

 と腰が重かったのですが、今日はせ参じたというわけです。

 記念館には先生の生原稿の他に

 愛用品の万年筆、着物、下駄の展示
 先生が描かれた絵画、年賀状の展示
 もう今は見かけない、ハードカバー、ソフトカバーの作品展示

 というように、眺めているだけでもうれしくなりました。

 またモニターで、大阪夏の陣、冬の陣、大阪城などの情報を閲覧できまして、記念館でも先生の作品が販売されています。

 日本サッカー協会も、毎年殿堂を発表していますが、こうした財産を管理、展示してゆくことで後世に伝えてゆく大切さが、僕達にもわかります。

 クラブ・レベルですと、ジーコの銅像が建立されたアントラーズのように、

 「ジーコの意思を尊重することが、クラブの根幹を支える」

 と哲学として認知しているクラブもあります。
 
 僕はその後、上田城にも立ち寄り、そのすばらしさに圧倒されましたが、スタジアムも建築という範疇で考えますと、やはりベルナベウやオールド・トラッフォードは、凄い代物ですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アディダス、ドイツ生産へ回帰か

2016-07-08 01:11:18 | 日記
 7月5日の日本経済新聞に、非常に興味深い記事が掲載されています。

 その記事とは

 「ロボで靴生産 独アディダス社長に聞く」

 というもので、ロボットや3Ⅾプリンターで靴の製造、開発を行う未来についてになります。

 ちなみにスポーツ業界の2強はナイキ、アディダスで業界3番手として、アシックスとプーマ、アンダーアーマーの名前が記されており、アディダスとすれば設備投資が近未来を切り開く。

 と考えているのでしょう。

 アディダスといえば、スニーカーの分野で

 「フランス製のスーパースター」
 「旧西ドイツ製が貴重」

 と呼ばれるように、かつては欧州生産が当然でした。
 
 しかし、近年は他の企業と同様にアジア生産が主流となりましたが、ロボット、3Ⅾプリンターの導入で欧州生産に回帰できるという思惑があります。

 一方でアジア各国からすれば

 「仕事を奪われる」
 「ロボットが相手ではなすすべが無い」

 という形になるのですが。

 今は日本生産のパトリックも、過去はフランス生産が基本であり、僕も大学時代、偶然ワゴンセールでフランス産を見つけて購入したことがあります。

 その靴はモデル名がわからず、もう手放してしまったので、惜しいことをしました。

 アディダスからすれば、ルーツのあるドイツ生産に回帰することは当然ではあるのですが、グローバル企業となった今では、環境問題や雇用など考えるべきことがたくさんありますよね。

 その点が今後の課題と言えそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャプテン長谷部の結婚報道を見て

2016-07-08 00:51:58 | 日記
 昨日発売の週刊文春が、キャプテン長谷部の結婚報道について記事を掲載しています。

 既報通りの内容ですが、彼が所属するフランクフルトは、東京、ニューヨーク、そしてロンドン同様に世界の金融市場を左右する大きな都市です。

 従って相当数の日本食を提供する店があるようですが、文春では交際まもないころから、佐藤ありささんがドイツで試合観戦し、料理を振る舞うことが多々あったと掲載しています。

 そこで僕が思ったのは

 夫についてゆく妻
 夫にとって面倒見のよい妻

 という姿について、でした。

 例えば先日神戸から、かつて在籍していたシアトル・レインに移籍した川澄。

 既に2ゴールを挙げており、高倉監督に対して

 「私は代表をあきらめていない」
 「相応しい活躍をして復帰して見せる」

 と強い意欲を見せましたよね。

 もし、彼女が結婚をしていた、と仮定しましょう。

 彼女が夫に神戸を対談し、もう一度米国でプレイする、と打ち明けたなら、その男性は賛成し、自分の職場にあいさつ回りをして一緒にシアトルへ渡ったでしょうか?

 仮定の話ですから結論はでませんが、サッカーでは日本に限らずどの国でも

 「女子サッカー選手が移籍する際、夫や家族は共に移籍先に住むことを良しとしない」

 ように思います。

 家族というのは子供の教育問題、日本に残すお互いの両親について、など解決すべき問題はいくつもありますし、移籍先の土地が肌に合うかどうかは、住んでみないとわかりません。

 今後、なでしこたちの夫となる男性にも、厳しい選択が待っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする