塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロ・ファンが抱く胸のつかえ

2016-07-31 22:21:17 | 日記
 パルセイロファンの多くが、現状に危機感、もしくは失望を抱いています。

 その理由を僕なりに考えてみます。

 1・パルセイロが不要と判断した選手が、移籍先で重宝されている

 ザスパに移籍した高橋俊太が、J2マガジンのザスパ特集でインタビューに答える、鹿児島ユナイテッドに移籍した金久保が、即先発というように、クラブの判断がどうも不可思議。

 そう思える点が多いことは確かでしょう。

 2・本職の選手を使わない、好調であろう選手が起用されない

 勝又を中盤で起用することがその代表例ですが、山田や西口、宇野沢のように、ファンの方が練習見学で好調と判断した選手がベンチにも入らない、という現状で敗戦、ドローであれば、批判は当然生まれます。

 3・もし監督が今でも薩川さんであるならば

 現在は湘南ベルマーレで辣腕を振るう小湊さんを含め

 「もし彼らがクラブに残っていれば」
 「鈴木政一氏に帰ってきてほしい」

 という声が大きいのは、クラブの方針が定まっていない、補強した選手をトレードに出し、その選手が移籍先で活躍する光景が非常に大きい為です。

 4・コ・キョンテや平岡など、若い選手の移籍

 レンタルで戻ってこい、そして監督は使ってやれ!この声も大きいですね。

 そして最後になりますが、もうこれ以上山雅との比較はされたくないという思い、そして何よりJ3には豪華「すぎる」南長野が、これ以上3部であれば、宝の持ち腐れになる。

 という焦りです。

 この5点の深い心理が、パルセイロ・ファンの心に大きな影響を与えている、と僕は感じています。 
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母校の今を見届けるために

2016-07-31 22:09:19 | 日記
 今日、パルセイロは目標である観客動員10000人を達成するために、さまざまな試みを行いました。

 その点を考慮しながら、僕が向かった先は、母校である戸倉上山田中学校でした。

 我が母校は開校50周年である今年を最後に校舎を取り壊し、新しい校舎に建て替えることを明言し、既に校庭にプレハブを建て、新学期への準備を始めています。

 今日は、卒業生が最後、学校を見学できる最後の内覧会の日であり、僕は南長野ではなく、母校を選択した形になります。

 僕は卒業後、幾度となく学校は尋ねています。

 それは親せきの子が入学したためで、文化祭見学を兼ねて訪ねたものですが、当時から

 「ああ、随分傷んでいるなあ」
 「僕がいたころは、もっと最先端だった気がしたが」

 とその都度感じたものです。

 一昨年のワールドカップでブラジルでは

 「もっと学校や病院に金をかけろ」
 「スタジアムを新規で作るな」

 と叫ばれましたが、なるほどなあと感じますね。

 僕は一人で出かけて校内をゆっくりと探索しましたが、この形をもうとどめておくことはできない、という寂しさと、これでは致し方ないという感情が伴った形でした。

 お子さんと妻と一緒の方
 同級生を一緒の方

 形態はさまざまでしたが、みなさん思い思いの気持ちを抱いていたと思います。

 今年は僕のもう一つの母校である山梨学院も、新しい学部を開設しましたが、訪問は来年の春を予定しており、その際はヴァンフォーレの動向も注意したいと思います。
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ブラジル、五輪金メダルは現実になるか

2016-07-31 01:30:10 | 日記
 ロンドン五輪では決勝でメキシコに敗れ、銀メダルで終わったセレソン。

 お隣のアルゼンチンが、アテネと北京で2大会連続金メダルを獲得するも

 「我々は1993年のコパ・アメリカ以降、国際舞台での優勝から離れている」
 「もう、銀メダルで終えるのはたくさんだ」

 と、五輪での結果を眼中に収めていない姿とは対照的に、貪欲に金メダルを狙っています。

 アトランタの時も、オーバーエイジ3選手を含む登録選手だけで、A代表が構築できると恐れられた布陣で戦うも、この大会の覇者はナイジェリアでした。

 セレソンは1974年のワールドカップで

 「時計じかけのオレンジ」

 と讃えられたオランダに0-2で完敗して以降、その戦いぶりに混迷が見られました。

 五輪代表は

 「五輪のメダルさえ取れたなら、ブラジルサッカーはすべての大会で頂点にたった」
 「ホストとして最高の結果を!!」

 と思っているのでしょうが、監督交代と協会の腐敗を考慮すれば、すべての責任を現場に押し付けているようにも感じます。

 日本のように

 「一歩引くことが出来る人間性」

 は、協調性を生みます。

 簡単に言えば下がることで風景を俯瞰して確認することができますし、意見を貫くことが決して最適ではないことを知っています。

 しかし、プロとして多くの報酬を得ている、欧州での挑戦を夢見ているブラジルの選手にとって、一番難しい要素が実は日本の選手たちが持つ、一歩下がるという行動ではないでしょうか。
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グランパスエイト、厳しい戦いが続く

2016-07-31 01:13:57 | 日記
 グランパスエイトが久米社長、小倉監督とともに今季を戦い抜く、と決めた以上は部外者の僕に言うことは何もありません。

 ただ部外者の目で思うことは、ファンは小倉監督の続投を希望しているようには見えません。

 つまり

 監督の戦術や戦い方に不備があるからこそ、J2降格の危機が迫っている
 しかし久米氏は小倉監督の試合に臨む姿勢、練習内容を評価しているからこそ、一蓮托生と考えている

 この2点に齟齬があると感じます。

 1993年の平木体制
 1994年のゴードン・ミルン体制

 他にも田中体制やジョアン・カルロス体制など、グランパスエイトは随分と監督交代を推し進めてきましたが、ここまでJ2の瀬戸際に追いつめられることはありませんでした。

 特にJ開幕時は、ガンバ、レッズと共に下位が定位置でしたが、このころは2部がありませんでしたから、ここまで追い詰められている意識はなかったかもしれませんね。

 名古屋オーシャンズがFリーグの顔であり、ヒュンメルと大型契約を結んだこととは、対照的と言えます。

 僕は映像を見ていませんが、今節のF・マリノス戦は、守備を意識した戦い、つまり現実を直視したもので、肯定的な意見も多いようです。

 一方で監督交代が、クラブに新しい息吹を与えると考える方も、まだまだ多いと思います。

 ジェフの例を見てもわかるように、J2に堕ちた暁にはそこから脱却することは本当に難しく、其の罠にヴェルディ、セレッソもはまっています。

 この点をもっと社長と監督に意識してほしい!

 ファンはそう考えているのでしょう。
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