goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

グランパス、J2降格が現実味を帯びる

2016-07-24 10:34:54 | 日記
 紛糾する名古屋グランパスエイトの成績と監督人事ですが、久米社長は小倉監督を更迭しないことを明言しました。

 過去、日本サッカー協会の会長であった長沼建氏が1998年ワールドカップ予選の際に

 「加茂で行けなければ私が辞める」

 と宣言し、大きな議論を巻き起こしました。

 長沼氏には当然彼の思惑があり、記者には記者の視点があるわけですから当然この発言は大きく取り上げられたわけですが、久米氏が明言した

 「降格した際は私が責任を取る」

 という発言が、ファンの感情を逆なでしているような気はします。

 「今が大事なんだよ、降格の後の責任ではない」
 「ピクシーがいるときだけ、俺たちは勝っている」

 と思うファンは、ことのほか多いのではないでしょうか。

 前半戦はシモビッチを軸にした展開が凄く効果的だったことは事実ですし、怪我でもう戦列を離れてしまいましたが扇原を中盤に招くなど、補強の手抜きがあったようには見えにくいですね。

 考えなくてはならないのは

 「小倉氏の監督とGMの兼任」

 が効果をもたらしているのか、という側面かもしれません。

 昨日敗れたヴァンフォーレも、過去佐久間体制において氏が監督とGMを兼任しましたが、その際は降格しています。

 僕の勝手な思い込みですが、当然自分で選手を獲得しているわけですから、通常よりも責任が求められますし

 「客観的な視点」
 「コーチの提言」

 などが受けにくいのかもしれません。

 グランパスエイトはJSL時代のトヨタ、そしてJリーグ開幕後も有名選手が数多く在籍してきましたが、今季が岐路なのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イグアイン、新天地はユヴェントスに

2016-07-24 01:15:44 | 日記
 ユヴェントスが契約違約金111億円でイグアインを手中にしました。

 つまりポグバの売却でその殆どを賄った、といわけですが、イグアインは既にトリノ入りしているとのこと。

 南部の象徴であるナポリと北部の象徴であるユヴェントスの間柄から考えれば、イグアインの移籍は当然ナポリからすれば面白くありません。

 特に指揮官サッリの下でもう少しでスクデットに手が届いた昨シーズンのことを考えれば、イグアインは是が非でも前線にとどめておきたかったに違いありません。

 過去には守備の要のチロ・フェラーラが同じようにナポリからユヴェントスに移籍しましたし、リッピもナポリで指揮を執った後にユヴェントスに移籍しています。

 もし、ナポリが競争を維持できる資金があれば、1990年代のこれらの移籍はなかったかもしれません。

 ユヴェントスは今欧州では珍しい3-3-2-2の布陣で戦っています。

 つまりイグアインはディバラやマンジュキゥッチとプレイタイムを分け合う可能性があり、その点は彼に窮屈さをあたえるかもしれません。

 また左のエブラ、右にリヒトシュタイナーからのクロスは当然イグアインの大きな味方になりますが、最終ラインを助けるための守備もおろそかにはできませんから、面食らうこともあるでしょう。

 アーセナルが彼に白羽の矢を立てていたことは事実ですが、アーセナルはこれでFWの補強が振り出しになりました。

 結果浅野がレンタルに出される可能性は、わずかではありますが減った形になるのかもしれませんが、批判が絶えないヴェンゲルからすれな、イグアインの決断は残念でしょうね。

 一方でユヴェントスが確実に、ポール・ポジションに出てきたことも事実です。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒田投手の力投とサンフレッチェの戦いぶり

2016-07-24 00:58:50 | 日記
 広島カープの黒田投手が、日米通算200勝を達成し、広島市内では大盛り上がりです。

 カープ、ドジャース、ヤンキースで常にマウンドに立ち、怪我とは無縁だったことも大きく影響していると感じました。

 テレビでは会場前からマツダ・スタジアムにやってきたファンの行列、広島市内の焼き鳥店で固唾を見守るファンの姿も映し出し、対戦相手のタイガース・ファンですら、配布された200勝記念ポスターを頂いていたくらいです。

 そこで考えたことがあります。

 どうしてカープはこれだけの信任を受け、サンフレッチェはそうではないのでしょうか。
 どうして広島市民の方は、サンフレッチェの新スタジアム建設に、どこ吹く風のように見えるのでしょうか

 というものがそうなのですが。

 これだけの日本代表、五輪代表を生み、直近で3度のJリーグ王者に輝いたクラブであれば、当然新しいスタジアムを求め、質の良いサッカーを展開したいと考えるのは当然です。

 しかし自治体は、独自案を出してクラブ側との意見は平行線をたどっているとききました。

 皮肉なことにこれらの中には

 「現状でも、これだけ勝っているからいいじゃあないか」

 というものもあるそうで、歩み寄りはなかなか厳しい様子です。

 指揮官の森保さんはマツダからサンフレッチェに移行するときからの主戦力であり、ファンにとってもかけがえのない存在です。

 そうしたクラブ一丸となって好成績を生み出してきた近年を思えば、新スタジアムへの移転はより彼らを魅力的な物に替えられる、と思うのですが、これは部外者の勝手な意見なのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする