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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ペナルティとパルセイロの間柄を探る

2016-07-20 01:33:39 | 日記
 ペナルティの公式ホームページでは、協賛した先月26日のペナルティ・ディの様子が公開されています。

 営業の大橋さんを筆頭に老若男女、沢山のファンが公式ホームページで確認できます。

 ここまでテクニカル・スポンサーとパルセイロが「密」になることは初めてのことで、これは大きな反響があったと思います。

 勝又が個人スポンサーであるスヴォルメの支援の下、トーク・ショーをしたことがありましたが、パルセイロがクラブ単位で行事をしかけるならば、今後もペナルティが良い右腕になってくれると思います。

 ペナルティはセレソンのジャージを供給したことはありませんが、サンパウロ、サントスという屈指の名門を支えてきました。

 ライーやセレーゾ、そしてテレ・サンターナが指揮をとった1992、93シーズンのトヨタカップでも、サンパウロはペナルティのジャージで戦ったものです。

 またブラジル代表ですと

 パウロ・ヌーネス
 ルイス・ファビアーノ

 がペナルティの契約選手でしたし、FC東京のファンから「キング」と讃えられたアマラオ、レッズやアルディージャで活躍したトゥットも、ペナルティの愛用者でした。

 熱心なファンは

 「またセレソンがトッパーのジャージを着ないものか」
 「ナイキだと、余計な試合が多く組まれている気がするよ」

 とこぼしますが、トッパーもペナルティもブラジルの郷愁を思わせるブランドなのでしょう。

 サントスがアンブロからナイキになり、現在サンパウロはアンダーアーマーと契約しています。

 2006年にインテルナイオナウが世界王者に輝いた際はリーボックがスポンサーでしたが、ブラジル国内ではこれらのブラジル・ブランドはどのようにみられているのか。

 その点が気になります。
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サッカーが皆に与える勇気

2016-07-20 01:18:03 | 日記
 もう他界していしまいましたが、翻訳家の常盤新平氏は文庫版の「剣客商売」の解説を務めていたことで有名でした。

 氏もその点は十分承知していたようで

 「ファンは僕の翻訳よりも、解説で気にかけてくれている」

 と生前語っていたものです。

 常盤さんは

 「年末になると鬼平犯科帳を読み直す」
 「池波先生の作品を読んで、ああ、何とかなるんじゃないのと思えてくる」

 とおっしゃっていましたが、僕も同様に、何か困ったこと、胸のつかえがあるときは先生の作品を読みます。

 事実、今な何度か目となる、鬼平の再読を行っています。

 「人間は良いことをしながら悪いことをし、悪い事をしながら良い事をする」

 という先生の筆は、サッカーにも当てはまります。

 選手は時にレッド・カードをもらうような危険なプレイをする一方で、美しいプレイをする
 監督は時に選手をなじるが、一方で手塩に育てる
 ファンは乱暴狼藉を働くが、美しい声で応援歌を歌う

 というのが代表例でしょうか。

 世界中で多くのファンがサッカーを愛するのも

 「今日サッカーを観て勇気がわいたよ」
 「明日からも何とか生きていこう」

 という勇気と希望をもらいたいから、ですよね。

 1970年のセレソン、1962年のチリ・ワールドカップ、マラドーナがいたナポリが今でも語り草なのは、それぞれがサッカーで勇気を与えたから、ですよね。

 特にチリが地震で大きな被害をこうむっても、ワールドカップの開催こそが最大の勇気、ということで見事開催できた点は、今考えてもすごいと思います。

 だから皆、サッカーを観ようと考えるわけです。
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