新ジャージの発表という、開幕前の楽しみ

　契約というのは難しいものです。

　本日からパルセイロはレディースの全体練習が始まったのですが、新契約のペナルティではなく、デュエロのジャージで選手たちは活動していました。

　これはまだジャージとトレーニング・トップがデザインを含めて支給されていない為なのでしょうが、彼女たちを見ていると、

　新ブランドとの契約とこれまで支援してくれたブランドへの感謝

　が改めて感じられます。

　２０１６シーズンでは

　ツエーゲンがアンダー・アーマーからアディダスへ
　ベルマーレが福島ユナイテッドとの交流戦を前に、迷彩デザインのジャージを発表

　というように、ジャージの話題が目につきます。

　これも開幕前の楽しみですよね。

　よくフットボール・ウエブマガジンにおいて

　「日本は世界でも稀にみる、サッカージャージのブランドが乱立している」

　という意見が寄せられ、事実それが面白みを与えています。

　例えばイングランド本国でも、マイターと契約しているクラブは連想しにくいでしょうが、ＦＣ琉球はマイターですよね。

　またアシックスがおひざ元である神戸を支援し、ペナルティの他にアスレタ、フィンタというブラジル・ブランドも忘れてはいけません。

　最近はジャージの更新頻度も多くなりましたが、それだけ

　ジャージのデザインと価格
　シーズン前の格好の話題

　という点で、重宝するわけです。

五輪代表、いよいよ北朝鮮代表との一戦が迫る

　「やべっちＦＣ」が、放映権を持つテレビ朝日等兼ね合いも含めて、五輪代表の取材を公表したのは凄く良かったと思います。

　それは五輪代表が出場権を得てほしいと皆が思う反面

　手倉森監督への強化支援
　クラブがＦＩＦＡの管理下にない、五輪代表をどう支援すべきか

　という議論が無いまま、ついに最終予選になってしまったためです。

　僕はたまに

　「いっそのこと、サッカーが五輪からなくなれば、別の競技が参加できるメリットがあると思うなあ」
　「ＦＩＦＡが２３歳以下のワールドカップを準備したらよいのでは？」

　と思います。

　オーバーエイジのように、関心のない方からすれば、よくわからないこと多いでしょうしね。

　さて日本の初戦は北朝鮮ですが、僕は彼らの戦力ではなく、スポンサーについて思うのです。

　かつて北朝鮮はヒュンメルがスポンサーで、現在はレゲアのジャージを着ていますが

　「核問題を含めて、世界的に批判を浴びる国を支援すること、社内でどう感じているのか」
　「一方で、北朝鮮代表がサッカーに関していえば、特別問題を起こしているわけではない」

　事も確かです。

　Ｊ１にも北朝鮮代表選手が在籍してきた事例はいくつもありますし、やべっちＦＣではお馴染みのチョン・テセが、素晴らしい実力者であることは有名です。

　セントラル方式
　過密日程

　この２つを日本代表がどう克服するかがカギとなりますが、体調が回復しつつある遠藤は、胸に期するものがあるでしょう。

ＧＯＩＮＧ，キングのグアム・キャンプに密着する

　日本テレビ送る「GOING]の中で、新成人に

　「敬愛するアスリート」

　を尋ねると、キング・カズが７位に選出されました。

　その後、松井大輔も加わったグアム島キャンプの様子が放送されましたが、松井が横浜ＦＣスポンサーのサッカー・ジャンキーを着用していたことに苦笑してしましました。

　プーマ契約選手の松井ですから、同じプーマつながりでジュビロのジャージか、通常のトレーニング・トップを着用したらよいのにと思ったのです。

　数はしっかりと、プーマ・ロゴのトップを着ていましたが。

　番組の中では

　「心拍数を計測することで、体脂肪の燃焼を考える」
　「若手にゆとりをもたせるために、マイケル・ジャクソンのダンスを真似る」

　という年長者としての思いやりが見られました。

　懐かしいブラジル時代の映像も流れましたが、熱心なファンの中には

　「ナイキではなくて、もう一度トッパーにセレソンのサポートをしてほしい」

　という声がありますね。

　パルセイロは今度ペナルティと契約しますが、カズがサントスと契約した時も、ペナルティのロゴ燦然と胸元に輝いていたものです。

　サントスはその後、アンブロ、ナイキと契約を変更するわけでですが。

　カズがプーマを愛用し続け、キャンプ地をグアムに固定するのも

　「馴染みの場所」
　「長年にわたる信頼関係」

　を崩さないこと、これが集中力を維持するためと感じるためでしょうか。

　一瞬ではありましたが、ボルドーの鮮やかなスーツ姿も披露され、改めてキングも魅力を痛感した次第です。

僕もお金持ちになりたい。果たしてその考えは如何に

　小学生の男子児童が、将来なりたい職業の１位にサッカーが選ばれたらしく、嬉しいと思います。

　でもその中に

　「お金が稼げるから」
　「ロナウドやアグエロは、凄く高い車に乗っているから、僕も将来なりたいなんだよ」

　という理由があるとしたら。

　皆さんは激怒しますか。

　それとも

　「不届きな理由だ」
　「純粋無垢であるべきだ」

　と失望するのでしょうか？

　僕は、サッカーで大金を稼ぐ、大いに結構だとおもいますし、邪でも何ともないと思いますよ。

　事実、世界のトップレベルは莫大な金額を得ていますし、ドイツでうーべー・ぜーらーが大金も興味を示さず、ハンブルクとの契約を尊重し続けた話が話題になることも、お金が絡んでいます。

　僕は大金を稼ぐのは結構だと思いますが、使い道は考えてほしいと思います。

　日本では金持ちになると

　「でかい家に住み、エルメスやシャネルを買いあさる」
　「フェラーリやプール付きの家を買う」

　というように、皆が眉を顰めるような買い物が目立ちます。

　例えば僕も金持ちになりたいと、４０歳の今、痛烈に思います。

　それは僕が贅沢をしたいと考えるのではなく

　パルセイロのスポンサーになれたら、どんなに素敵だろうか
　僕が金持ちになったとして、南長野改修工事や善光寺門前、駅前の手入れを協力できたら、どんな良いだろうか

　と考えるためです。

　つまり、稼いだ金を愛する長野のため、クラブのためにつかう、だから大金を稼ぎたいと思います。

　フィオレンティーナのオーナーであるデッラ・バッレ兄弟は、トッズのオーナーでもあり、同時にコロッセオの修復に資金提供していることでも有名です。

　日本でも、このようなメセナにサッカーから援助があれば、印象は随分変わる事でしょう。