塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダスが契約を見送ることで生まれるチャンス

2016-01-04 01:28:07 | 日記
 シャルケにレバークーゼンと、これまでアディダスと契約していたクラブは、軒並み契約を終えると囁かれています。

 それはアディダスが世界の中でも、自分たちが認めた本当の一流としか契約を結ばない意向を示したためで、上記2クラブ以外にも、契約延長の打診が無いクラブはあるでしょうね。

 シャルケにしてもレバークーゼンにしても

 「あと一方で優勝に手が届かない」

 という印象は、凄く強いものです。

 一方で他のブランドにとっては、新しい契約を結ぶ最高の機会かもしれません。

 例えばウォルクスブルクは過去、ナイキ、アディダスと契約の事例がありましたが、現在はカッパと契約しています。

 ちなみにドイツでは最近ヤコの調子が良く、日本では乾が在籍していたフランクフルトにジャージを提供していたことで、話題が集まりました。

 ドイツではどうしてもアディダスとプーマの影響が強く、ウールシュポルトですら、そう大きな契約を結んではいません。

 ナイキがブンデスリーガに参入した際、手始めに契約したのが

 「ボルシア・ドルトムント」
 
 でしたが、当時はナイキもアディダスと短期で争えるだけの、契約金と商品を提供できるとは、考えていなかったのではないでしょうか。

 本田がオーナーを務めるホルンは、ミズノからジャージの提供を受けていますが、アディダスが契約を見送るということは、日本企業にも大きなチャンスです。

 欧州ではテニス、バドミントンも盛んですから

 「ヨネックスがサッカージャージを作っているのか」
 「ミズノの商品は素敵だね」

 と思ってもらえるときが、改めてやってきたように思います。

 
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テレビ朝日の特番を見て、フランスの育成を思う

2016-01-04 01:13:41 | 日記
 今、テレビ朝日が放送したサッカー特番を見終えたところですが、みなさんもご覧になりましたか?

 よく考えますと、この時期テレビ朝日はサッカー特番を流すことが多いなと気づきましたが、五輪予選の兼ね合いも今回はあったのでしょう。

 ザルツブルクの南野が面白い事を言うなあと感じたのは

 「フランス代表のメンツは、本当に若い選手が多い」
 「ビッククラブでプレイしていれば、代表でも先発が当たり前」

 というものです。

 確かにヴァランヌやマルシアルを軸にデシャンは若い選手を起用していますが、その背景には

 リベリの代表引退に伴う、代表の中核を作る事
 ホスト国としての責務

 があります。

 と言いますのも、デシャンはワールドカップでブラジルに渡る前に、主力のキャップ数が50は欲しいと語っていました。

 つまり、デシャン自身が意識してキャップを与えているという側面はあるでしょう。

 フランスがホストとなった1998年ワールドカップは、パラグアイ戦にしてもイタリア戦にしても、前線の厚み、言い換えれば

 確実にゴールを決められるストライカーの不在
 もし敗れていれば、ジャッケはカントナとジノラを外した事で、痛烈な罵声を浴びたに違いない

 という、薄氷での勝ち抜き、という側面もありました。

 若き日のアンリとトレゼゲは、このまま育てばパパンを上回るという存在ではありましたが、それ以上の存在ではなかったのです。

 もしフランスが優勝すれば、デシャンは2000年に選手として優勝して以来、監督してもトロフィーと抱擁するわけですが、その瞬間から彼はマルセイユを含む欧州中から、監督の打診があるでしょうね。
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