塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本はJリーグがある、そして代表もある

2016-01-23 01:31:00 | 日記
 少なくとも日本では

 「リーグと代表」

 という二つの両輪が噛み合っていることが、五輪代表の4強進出で明らかになりました。

 ですから以後は

 学校体育、クラブのユース、そして廃校になった設備を強化とどう結びつけるか
 五輪予選は五輪本線など、従来の管轄以外での代表招集
 さらに下の世代の育成

 などを考えるべきなのでしょう。

 Jリーグを経由せずに、欧州クラブと契約する例も今後増えるでしょうから。

 でも、日本はアジアで最も良い形で運営できていると思います。

 例えば中国は、あれだけ広州がアジア王者に輝いても、代表の活躍に結び付いているわけではありません。

 また韓国も以前から指摘されているように

 兵役をそう考えるべきか
 代表戦に観客は燃えるが、kリーグの観客動員はさほどではない
 
 と指摘されています。

 カタールやUAEもリーグの注目度は低いようですし、代表とリーグにまんべんなく観客が訪れる日本は、案外凄いのかもしれません。

 盗難アジア各国の有力選手に日本に来てほしい
 一方で日本もあなたたちの協力します。

 という形が、わずかではありますが実を結びつつあります。

 それがインドネシア代表、ベトナム代表の獲得であり、現地にアカデミーを構えることです。

 「Jリーグが将来、アジアにおけるプレミア・リーグとなる」

 これはそんなに遠くない時代に実現するかもしれません。

 その際には、やはり広州のように、有力な外国籍選手を南米、欧州から獲得して付加価値を高めることも必要でしょうが。
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五輪代表、鬼門の8強を突破!!

2016-01-23 01:13:53 | 日記
 イラン代表はファースト・ラウンドで戦った3か国とは、比較にできない程強かったですね。

 仮に彼らの放ったシュートがバーに当たっていなければ、そのまま0-1で敗戦していかもしれません。

 タイ戦でしたか、日本がバーに助けられたことがありましたが、4試合を終えての失点1は、この点を考慮する必要はあるでしょう。

 僕がこのイラン戦を見て感じたことは

 「たかが五輪、されど五輪」

 というものです。

 通常、五輪というのは

 「IOCの管轄であり、クラブの協力義務はない」
 「サッカーの最高峰はワールドカップだよ」
 「ユーロやアジアカップ、コパ・アメリカという大陸王者のほうが重要だしね」

 という声が一般的で、僕も賛同します。

 しかし、この五輪代表のひたむきさ、そしてイラン戦のドキドキ感は、ワールドカップアジア予選と何ら変わりません。

 「イラン代表は1976年以来の五輪出場を目指します」
 「そのときは8強に進出しました」

 という解説を聞きますと、その時間の長さが通関できます。

 僕は1976年生まれ。

 つまり、イラン代表がモントリオール五輪に出場し、国内がおおいに盛り上がった年に生まれているのです。

 ただ、間違ってはならないのは、確かに鬼門を指摘されていた8強を超えたことは素晴らしいが、ブラジルにたどり着けたわけではない、という点です。

 イランも日本同様、ファースト・ラウンドでは流動的に選手を入れ替えたようですが、走れていたのは日本でした。

 この点は、手倉森監督も手ごたえを得ていると思います。
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