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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

お金が無いことのつらさ

2012-07-06 23:28:54 | 日記
 リサイクル・ストア、古着屋を巡っているとたまに思いもよらない「大物が、低価格
で売られている事があり、驚くことがあります。

 先日もフランスを代表する靴ブランド、新品で買えば6桁はするであろう金額が、4桁
で売られていたんです。

 それでも僕の手持ちにゆとりは無く、

 「取り置きは可能でしょうか?」

 と交渉しようかと思いましたが止めました。

 それまでに床屋と会社に持っていく飲料などを買ってしまっていた為、金銭的なゆとり
が無かったんです。

 サッカークラブも資金が恵まれず、苦労することがあります。

 今週のサッカー・ダイジェストが改めて報じているように、今FC岐阜が1億5千万円
資金が不足しており、自治体を含めた支援が必要な状況です。

 またスペインのレバンテに代表される給料の遅配、そしてイタリア、ブラジルで見られる
スタジアム、更衣室といった施設の老朽化など、お金があれば解決できるであろう問題は
幾多もあります。

 選手獲得は確かに大事ですが、バルセロナなのように生え抜きを数名引き上げ、資金を
浮かせてみてはどうでしょう?

 その資金で施設の立て直しを図り、借金返済に充てるのです。

 そうすれば

 「私たちの施設は充実しており、借金の問題もありませんよ!」

 という選手と代理人への宣伝効果に繋がると思うのです。

 今はミランのような老舗でも、移籍金を分割で支払う時代ですから、お金が無いひもじさ
は僕たちの想像以上でしょうね。
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香川がユナイテッドで得られる経験

2012-07-06 00:35:25 | 日記
 ピクシーがマルセイユに移籍した後、古巣のレッドスターがチャンピオンズ・カップ
で対戦した際、ベンチも選手も頭を抱えてしまいました。

 ピクシーの空恐ろしさを、レッドスターの誰もが知っていた為です。

 ただでさえ当時のマルセイユは「世界選抜」のような趣がありましたから、ピクシー
が加わったことで勝機が逃げると感じたのでしょうね。

 もし将来ドルトムントが欧州の舞台でユナイテッドと対戦したなら、彼らは香川をどの
ような形で迎えるでしょうか。

 やはり拍手で迎えるはずです。

 ユナイテッドにはルーニーを筆頭に要注意人物が多数存在しますが、香川もその顔触れ
に加わるはずですし、スカウティングもより徹底するでしょう。

 中村がセルティック在籍当時

 「ただドアの開け閉めだけを行うスタッフが居る。」

 と驚いたことがあります。

 クラブの伝統と格式、そしてホスピタリティを徹底させるには、選手だけでなくクラブ
ハウスの従業員も大切な役割を果たします。

 香川にはまだ日本では味わうことのできない、この格式を是非体験してもらい、還元
して欲しいと願います。

 クラブの歴史が脈々と続く欧州では、選手が彼らスタッフの役割を認識していますし、
遠慮しては逆に辱めることを知っていますから、彼も堂々と接したら良いと思います。
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ドルトムントのファンが冷静である理由

2012-07-06 00:25:58 | 日記
 以前にも書きましたが、僕は香川がドルトムントに残留すべきだと思っていましたし、
移籍が決定した今でもその思いはあります。

 香川がセレッソから移籍して2年の間、彼が働いたのは実質1年と半年です。

 それだけのキャリアでユナイテッドに移籍したことが素晴らしいのですが、代表戦の
故障で戦列を離れた彼を、ここまで大切に扱ってくれたファンに敬意を払うには

 「残留してチャンピオンズ・リーグで結果を残すこと。」

 だと思えたのです。

 実際2012シーズンのチャンピオンズ・リーグは散々でしたし、ブンデスリーガ以上
の経験値が必要であることが、誰の目にも明らかになりました。

 それでも香川は移籍しましたが、ファンが抗議行動を起こすことはありませんでした。

 近年の移籍で最もヒステリーを起こしたのはリバプールのファンで、トーレスはさぞかし
穏やかでは無かったはずです。

 またナポリではラベッシのリーグ1移籍が決まりましたから、彼の地でも様々な意見が
交わされているでしょう。

 しかしドルトムントの地では意見すら交わされず、エースの移籍を皆が受け入れました。

 香川の移籍は戦力の定価を招き、シャヒン同様そんな簡単に代役が見つかるわけでもな
いのに何故でしょうか?

 それは彼の人柄もでそうでしょうし、獲得資金が安かったこともそうでしょう。

 でもファンもクロップ監督も

 「香川はここで収まる器ではない。」

 そう捉えたのだと思います。

 今彼らは甘美な思い出に浸りながら、愛するクラブの3連覇とチャンピオンズ・リーグ
での躍進を夢見ているはずです。
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