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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

1位か2位か、それが問題だ

2012-07-30 23:46:15 | 日記
 日本が首位通過を果たしたならば、ベスト8で戦う相手はベラルーシに
なります。

 よもや渡英後、親善試合を行った相手と再び戦う可能性があるとは、当初は
予期していなかったのでしょう。

 2位通過の際、対戦相手はブラジルとなり、予選グループ2試合で6得点と
いう攻撃陣の存在が、日本に重くのしかかります。

 日本がサイドバックで徳永というオーバーエイジを起用したのは、守備の安定
と連動性を高める為ですが、ブラジルの場合はマルセロです。

 このオーバーエイジはルーカスやネイマール同様に、あくまで

 「攻撃の為のオーバーラップ」

 を示唆するものであり、スペイン戦のような前がかりのプレスがかかれば良いの
ですが、かわされてしまった際のリスクが高まります。

 ホンジュラス戦では主力を数人休ませると思いますが、関塚監督が絶大な信頼を
置くふたり

 「権田と東」

 の起用は変わらないでしょうし、最終ラインの顔触れも変化はしないはずです。

 MFとFWの顔触れをどう展開するかが見物ですが、1位通過を確実にするには
ドローでも充分ですから、改めて日本の真価が問われます。
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期待されないことの利点

2012-07-30 23:39:46 | 日記
 人と生き物は、周囲から無関心である方が責任をせおいやすいのかも
しれません。

 今振り返ると、五輪代表の根幹を成す選手たちは、2年前のアジア大会
で金メダルを獲った選手達です。

 あれよあれよという間に得た最高の結果に、周囲は慌て、どよめき選手たち
と関塚監督にまるで

 「後だしじゃんけん」

 のような形で取材が殺到しました。

 永井謙佑が初めて脚光を浴びたのもこの頃で、彼はまだこの時、福岡大学の
学生で関係者でも認知度は低かったと思います。

 五輪本番の前でも

 「メダル獲得」

 という周囲の期待値は高くなく、モロッコ戦の視聴率も、もなでしこには
届かなかったそうです。

 彼らからすれば、このノーマークという状態が、背伸びする必要もなく自分達
が伸び伸びと試合が出来る、最高の環境かもしれません。

 ホンジュラス戦を待たず8強進出を決めた日本。

 今夏の移籍ガイドでは、更に多くの日本人選手の移籍が掲載されそうな気配が
高まりました。
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日本対モロッコ、前半は0-0で折り返す

2012-07-30 01:59:30 | 日記
 日本対モロッコのハーフタイム中に、この文章を綴っています。

 解説の宮本恒靖氏が語っていたように、フィジカル・コンタクトの違和感が前半は
拭いきれていなかったのでしょう。

 体格、上背で勝る選手との接触は、それだけ日本の選手から体力と思考能力を奪って
いるようです。

 後半40分過ぎ、コーナーキックから

 「あわやゴール」

 という場面が2回続きましたから、この流れが傾きかけている今、関塚監督のベンチ
ワークが問われます。

 僕個人の見解では、宇佐美と杉本を投入すべきです。

 宇佐美を使う事、つまり縦への推進力に優れた選手を使うことで、モロッコのボックス
エリア周辺でファウルを誘い、セットプレイに活路を見出す点がひとつ。

 そして杉本を使うことで前線に楔が出来、後半体力が落ちた際の基準点になってもらう
方法がひとつです。

 杉本がキープしている間にラインを押し上げ、呼吸を整える余裕を作るのです。

 スペイン戦で見られた高い位置からのハイプレス、トランジションのスピードが見られ
無い今、交代枠の切り方で流れを引き寄せるべきでしょう。
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