塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フッキ、五輪代表に選出

2012-07-07 23:09:49 | 日記
 フッキ、ブラジルの五輪代表に選出されましたね。

 王国ブラジルが唯一獲得したことのない五輪の金メダル。

 もしロンドンで栄冠に輝いたならば、2016年のリオデジャネイロ五輪に向けて、大き
な弾みになるでしょう。

 2004年、2008年と連覇したアルゼンチンのような形を得られるかもしれませんし、
ロンドンで金メダルを手に出来れば

 「ホスト国として金メダル、初の栄冠は絶対」

 という重圧を、幾分和らげることができます。

 フッキは愛するポルトに残留するのか、チェルシーを筆頭に獲得を目論むクラブと交渉を
行うのか、今の段階では不透明です。

 彼は既に「リーガ・ソン・ザグレス」の顔ですから、移籍したならばポルトだけでなく
関係者の多くが落胆でするでしょう。
 
 しかし彼がポルトガルの枠に収まりきらないほど成長した事も事実です。

 フッキがフロンターレとヴェルディでプレイしていた時期が、何だか懐かしく思えます。

 もしブラジルが金メダルを獲得したなら、祝福する声が挙がることをフッキには覚えて
おいて欲しいですね。

 野沢尚氏の小説「龍時03-04」では、日本五輪代表は決勝でブラジルと対戦しますが、
いつか実現して欲しいですね。

 1996年のマイアミの奇跡は、現実離れしているからこそ「奇跡」と呼ばれるのです。
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正規品かパチ物か、それが問題だ

2012-07-07 22:56:53 | 日記
 僕は毎年この時期になると、高校生が文化祭でサッカー・ジャージを着ていることに
注目します。

 昨年の今頃も、このテーマでブログを記しました。

 今日も店ではクラス全員で選んだのでしょう、チェルシー、バルセロナ、そしてニュー
カッスルのジャージを見かけましたが、それが全て

 「パチ物」

 だったことに驚きました。

 昨年や一昨年はきちんと正規品にマーキングを施したジャージを見かけましたが、やはり
不景気の影響もあるのでしょう、彼らが着ているものは一目でパチ物とわかる代物でした。

 親御さんの気持ちもわかります。

 塾や部活動にお金をかけるのはわかりますが、文化祭の1日、2日のみで着るジャージ
に多額のお金は費やせません。

 それが例え偽物を買うという行為に繋がってもです。

 でも僕が見ていて頼もしいと思うのは、彼らが正規品でない負い目を一切感じていない
上に、マーキングも自分の渾名を軸に、自由な発想で入れている点です。

 サッカーファンなら贔屓の選手や過去の名手の名前をいれるでしょうが、その枠に収まら
ない事が逆に僕の目を惹き付けるのです。

 正規品にマーキングを施せば、確実に1万円を越えてしまいます。

 パチ物を買う事は当然お薦めできませんが、クラス全員で発注することで単価を低く抑える
など、お金の有効な使い方と言う側面はあると思います。
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サッカーにおける地域性

2012-07-07 00:23:32 | 日記
 U-17、U-20というふたつのワールドカップと五輪。

 これらに出場した際に得られる最大の収穫は

 「世界は広い
  サッカーには多種多様なスタイルが存在し、地域の独自性が存在する。」

 という点を、選手が肌で感じられることにあると僕は思います。

 と言いますのも、日本に限らずこの世代の多くが国内リーグに在籍しており、自国の選手
と向き合うことが多いためです。

 日本のように学生が召集されることもありますしね。

 今は通信網の発達により、最先端の戦術とフィットネスがすぐに伝播しますが、伝統、
言い換えれば土着が失われたとは言い切れません。

 また2010年のワールドカップでチリが見せたように、3-4-3の攻撃重視の戦い方
が、4-2-3-1で戦う多くの国からも、拍手を集めたように

 「選手に適した戦術」

 を植え付けられたなら、それは大きなアドバンテージとなります。

 日本は今回の五輪でスペイン、モロッコ、ホンジュラスの3カ国と戦いますが、A代表でも
北アフリカと中南米に遠征する機会がありません。

 キリン・カップのような日本を舞台とする親善試合で戦う事はあるでしょうが、真剣勝負で
戦う機会は少ないはずです。

 「良い経験ができました。」

 と勝利して口に出せたら最高なのですが。
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