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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五輪世代とアンダー世代

2012-07-28 23:14:17 | 日記
 五輪競技は確かにアンダー世代よりも年齢が上です。

 伸びしろという点では後者に軍配が挙がるかもしれませんが、逆に言えばそれだけ人生
経験を積んでおり

 「自分で判断基準を設けられる」

 強みがあります。

 特に欧州クラブ、アーセナルやチェルシーが青田買いと非難されながらも、アフリカの
素質ある10代の選手を獲得することは、波紋を呼び続けています。

 しかし永井のように

 1・大学を卒業して教養を得ている
 2・既にプロであり、移籍金や契約年数をクリアできれば、獲得に繋がる

 のであれば、批判の声が挙がる事もなく戦力補強が可能です。

 アフリカの若い世代が言葉巧みに欧州に連れてこられ、その後路頭に迷う話の具体例は
非常に多いですから、これは人権問題にまで発展します。

 一概に年齢を重ねたことが人間の成熟に繋がるわけではないのですが、各クラブからすれ
ばリスクは軽減されるはずです。

 アンダー世代の方が五輪世代よりも廉価で済むのでしょうが、少なくとも人身売買のよう
な姑息な手段を使うよりは、健全だと思うのです。
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永井謙佑に欧州からの熱い視線

2012-07-28 23:06:42 | 日記
 識者の多くが

 「五輪が金の卵を見つける大会は過去の事 
  今はアンダー17、アンダー20ワールドカップを注視すべき」

 と唱えますが、今の日本にはその意見は当てはまりません。

 地元プレミアリーグのWBAが、永井謙佑の俊足にほれ込み、彼の所属先や契約年数を
さっそく調査に乗り出したと言うのです。

 グランパスエイトからすれば、苦笑いせざるを得ないでしょうが。

 玉田、ケネディという主力が故障がちの上、永井まで移籍してしまえば、ピクシーは
根本から戦術を見直さねばなりません。

 金崎の成長を促すという側面もあるでしょうが、グランパスとしては永井の残留は既定
路線のはずです。

 WBAはかつて稲本潤一が在籍しており、MFとFWの違いはあるとは言え、興味本位
で獲得は狙っていないと思います。

 まず彼らが

 1・プレミア残留が基本の為、移籍金は本当に必要な選手に費やす
 2・その為新加入選手をお客さん扱いしない

 はずです。

 労働ビザの問題が彼の場合指摘されていますし、予選グループの活躍が尻すぼみに終われば
話は流れるかもしれません。

 ただスペイン戦だけで、永井が欧州の羨望の的になったのは確かです。

 (参考資料 スポーツナビ7月28日分)
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アンブロが施す美しいデザイン

2012-07-28 22:57:59 | 日記
 なでしこが戦ったカナダ、そしてスウェ-デンは、いずれもアンブロがと契約してい
ますが、僕はアンブロのデザインの秀逸さは素晴らしいと思います。

 なでしこを見ているとそうは感じませんが、アンブロは

 1・女性の丸みを帯びた体の特徴を良く捉えている
 2・襟元をハイカットにしてデザインを際立てている

 という点で、非常に好感が持てました。

 アディダスが手がけるなでしこのジャージは、アンブロほど丸みを帯びていませんが、
胸元に入った縦一本の桃色で

 「日本女性の持つしおらしさ」

 を描きたかったのでしょう。

 アンブロが消臭効果の高い銀を以前から素材に織り込んでいることはお伝えしましたが、
この点も高評価を得ているはずです。

 世界的に見て女子サッカーの注目は高まる一方ですから、ナイキ、アディダス、アンブロ
だけでなく、多様なブランドも今後手がけていくはずです。

 今の日本社会では、特に新規商品を発売する際

 「女性の視線」

 を気にしますが、これはサッカーの場合でも同じ事が言えそうです。
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サッカーに欠かせないもの、それは強心臓

2012-07-28 00:55:57 | 日記
 サッカー好きの会社社長が、地元クラブの胸スポンサーとして出資したならば、当然
経済効果は得られるでしょうが、それ以上に嬉しくで仕方がないでしょう。

 僕も

 「自分の手がけた事業が、パルセイロの胸スポンサーになったらどんな気分だろうか?」

 と想像することがあります。

 現在の日本では子供達がプロサッカーを目指しても、フロントや裏方になりたいという
発言は聞こえてきません。

 監督、コーチを志望する子供はいるでしょうが。

 同様に大人達が、

 「一山設けてプロサッカーに出資する!」

 という話も聞きませんが、現在の日本市場を考えれば頷けますし、意味の無いリスク
は背負えません。

 確かに「地元の名士」になれる利益はあっても、クラブの成績や人事に一喜一憂する
のはファン以上につらいものです。

 加えて獲得した選手が額面どおりの活躍が出来なかったなら。

 心が休まる日は無いですね。

 ヨーロッパ・サッカーに携わる関係者、クラブのオーナーにGM、そしてラジオとテレビ
局は、あれだけの巨万の富に毎日手を触れていて空恐ろしく感じないのでしょうか?

 ベルルスコーニのように

 「彼は利権を手にしすぎた。」

 と批判を浴びても、涼しい表情でその矛先を交わす強者もいます。

 まずクラブに出資したいのなら、彼らのような強い心臓を手にしないといけません。
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