what's?? のなんちゃってアスリート日記

陸上競技と筋トレを中心に、日々の生活について書いています。100mで11秒5が当面の目標です。

欧米か?日本だよ!

2007-06-02 18:28:26 | 陸上競技

尾骶骨周辺の痛みが引かないため(というか悪化)、今週はトレーニングはしないことにしました。
ストレスたまりまくりですが、長引かせるともっと悲惨なので、少し我慢です。

で、今日はイメージトレーニング(笑)
先日、なかなか面白い本を手に入れました。
「高野進流 日本人のための二軸走法」という本です。

          

前半は日本人と欧米人との骨格の違いから始まり、
日本人に適した走りはどのようなものかという理論が詳しく解説されています。
後半はそれを実践するためのドリルを中心に練習方法がたくさん紹介されています。
DVDもついていて動きがよくわかります。
こういう本が出るのを待っていたんですよ、ホント。

以前にも書きましたが、欧米人は骨盤が前傾しており、
脚を下ろすと腰が「乗りやすい」構造になっています。
それに対して、日本人は骨盤が後傾しているので、
そのまま走ると腰が「落ちた」姿勢になってしまいます。
これではいくら一生懸命走ってもうまく前に進みません。
その上、よくある「もも上げ」というドリルをやって無理に膝を高く上げようとすると、
ますます腰が落ちてしまいます。
小中学生に「もも(あるいは膝)を高く上げろ」と指導している人をよく見かけますが、
そこを理解せずに言っているとしたら、これはとんでもない間違いです。
しっかり骨盤前傾を作ると、膝はあまり高く上がりません。
実はこれが正しい姿勢であり、それを崩してまで上げてしまったら逆効果です。
欧米人はもともと骨盤が前傾していて膝が上がりにくいので、意識的に上げる必要があるわけです。
逆に日本人は膝が上がりやすい骨格を持っている分、
意識的に上げるとやりすぎになってしまうのです。
同じ動作を目指すとしても、個人個人での意識は大きく違ってくるということでしょうか。
なかなか難しいものですね…
当たり前ですが、日本人は日本人に合った走法やトレーニングをしなければいけないんですね。

これを読んでいるともう走りたくて仕方がなくなってくるんですが…辛抱、辛抱。
ケガをしているときは、朝起きる瞬間がドキドキです。
痛みが引いているとバンザーイですし、痛みが残っているときは一日中ユウウツになってしまいます。
仕事なんて手につきやしません(おいおい)。
明日の朝はどうなっているのかなぁ。。。
それでは。