ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



原子力って、事故が起きたら危険だけど、石油が出ない日本としては、やっぱり原子力しかないんじゃないかな。それとも、これから別のエネルギー源が見つかるのかねえ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『震災復興への道』(幸福の科学出版)で、「プレートテクトニクス説」で有名な地球物理学者・竹内均の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 「どれだけのエネルギーを賄えるか」ということを考えて言うとしたら、左翼系の反対運動はそうとう出ると思いつつも、やはり、原発は、何らかのかたちで保護し、改善し、前進させないといけません。そうしなければ、次は、エネルギーを巡っての戦争が起きるのです。
 世界的に、「原発事故の被害を止めたい」「原発をやめましょう」ということになるかもしれませんが、そうなると今度は、エネルギー確保を巡っての戦争が起きると思われるので、日本は、この危機を通り越して、何とか、安全な原発の開発、原子力エネルギーの安定供給をつくり出していく必要があると思いますね。(中略)
 原子爆弾や水素爆弾のようなものに対しての反発はそうとうございます。つまり、原子力に関しては、人を殺す道具として考えた場合には、強い反発があるわけです。しかし、無限のエネルギー源として平和利用するかぎりにおいては、天上界から見て「悪」でも何でもありません。これは、私の意見だけかどうかは分かりませんけれどもね。
 要するに、いろいろな事故は、進化のためのステップとしての実験資料の面もありますので、今回の事故によって、あまり後退してはいけないと思うのです。
 高速増殖炉「もんじゅ」も、ずいぶん使えないでおりましたが、半永久的に使えるエネルギーというのは、やはり、夢のようなエネルギーですからね。そういうものを一般の人に理解させるのは、なかなか難しいことですけれども、国家の安定にとっては極めて大事なことだと思いますね。(中略)
 全国に五十何基ある原発周辺の住民は、今後、みんな反対に回ってくると思いますが、「原発が全部停止したときには、次は日本占領が待っている」と考えていいと思いますね。
 特に、日本は、原子力の軍事利用が全然できておらず、かなり後れを取っていますね。ここは、後進国へと転落していくかどうかの分岐点の一つだと、私は思います。だから、原子力そのものを憎むのではなく、やはり、原発の安全性を高められないことをこそ恥と思うべきかと思いますね。(中略)
 まあ、おそらく、次のエネルギー源として開発されるものが出てくると思いますけれども、少なくとも、二十一世紀中は、これが有力エネルギー源であることは間違いないですねえ。
 「次のエネルギー源は、おそらく、重水素かなあ」と、私は見ているんですけれどもね。
 水の分子式はH2Oですが、水には、質量数の大きい水素と結合したものがあるんです。そして、この重水素のところから分離するエネルギーが、きっと次なるエネルギー源になるのではないかと見ています。まあ、それが実用化されるまでには、まだ、もう少し時間がかかるのではないかと思いますね。
 これが開発されると、海水から無限のエネルギーを取り出すことができるようになっていくはずですが、ただ、「二十一世紀中は、まだ原子力発電を完全に捨てられない」という感じを受けております。
(127~131ページ)

日本は、今回の危機を通り越して、何とか安全な原子力発電の開発、原子力エネルギーの安定供給をつくり出していく必要がある。

原子力は、無限のエネルギー源として平和利用するかぎりでは、天上界から見て「悪」でも何でもなく、少なくとも21世紀中は、これが有力エネルギー源であることは間違いない。

実用化されるまでには、まだ時間がかかるが、次のエネルギー源は、おそらく重水素である──。

本書は、2011年の東日本大震災の直後に刊行されたものです。

それから10年が経過しても、本書の提言はまったく色あせていません。

要は、まだまだ原子力、そして次は重水素、なんですね。

エネルギー行政に関わっている方、あるいは次世代エネルギー源を探し求めている方は、たくさんおいでではないでしょうか。

そんなみなさんは、ぜひとも、この有名な地球物理学者の卓見を参考にしてくださればと、改めて私は思っているのです。

震災復興への道―日本復活の未来ビジョン

『震災復興への道』

 大川隆法著


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