ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



人が自分をどうみてるかが、気になって仕方がない人? ちょっとした人の評価の言葉に、怒ったり、嫉妬したり、愚痴ったりする自分が、なんだか嫌でしょうがない人って、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の科学の十大原理(上巻)──エル・カンターレ「教えの原点」』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 自分の内に「蓄積」という考えを忘れてはならない、「充電」という考えを忘れてはならないということであります。この考えを忘れたときに、他人との関係においても、さまざまに揺れる自分というものがあるのです。
 外に出ている自分が百パーセントの自分であるからこそ、他の人の評価に左右されるのです。外に出ている自分は、氷山の一角として、一割、二割が出ているだけでよいのであります。そして、残りの八割、九割の部分は、内へと深く深く掘り下げている自分であってよいのです。そうした「重しの部分」「水面下の部分」があるからこそ、人生の波風を乗り切っていくことができるのであります。
 水面上に浮かんでいる自分が自分のすべてであるならば、それが、さまざまに左右の両極端に揺れていく原因をつくり出していくということを知らなくてはなりません。
 「表面だけの自分」というものをあまり考えすぎてはいけない、そういうものに心をとらわれすぎてはいけないのです。
 その「表面下の部分」「水面下の部分」の自分にこそ、自信を持たねばならない。他人の評価の対象とならない部分の自分にこそ、自信を持たねばならないのです。
 今、胸に手を当てて、よく考えてほしいのです。自分には、その「水面下の部分」がいくらあるかを考えてほしいのです。他人の目に触れ、他人の評価の対象となるところを取り除いたときに、自分には、それ以外にいったいどれだけのものがあるかどうかを考えてほしいのです。
 どうですか。仕事というものを取ったときに、何が残りますか。あるいは、家族というものを取ったときに、何が残りますか。そうしたことを考えてみてください。日ごろ、接する人々の評価の対象となるべき自分の姿を取り去ったときに、あとには何が残りますか。これを考えてほしいのです。
 この他人の目に触れない部分、「水面下の部分」が大きくなればなるほど、氷山は大きくなっていくのです。そして、少々の波風では揺れなくなってくるのであります。こうして「不動心」というものができてきます。
 「こうした水面下の部分をつくるということも、これもまた、中道に入るための方法の一つである」ということを知らねばなりません。
(326 ~328ページ)

まずは、自分の蓄積を作っていくこと。

水面下の氷山の部分を大きくすればするほど、人の評価で心揺れることなどなくなる。

そして、「不動心」というものができてくる──。

なるほど、なるほど、です。

今日のお教えで、日々コツコツと努力することの大切さに思いを致し、少しずつ自分を作っていきたいものだと、改めて私は思っているのです。

 

幸福の科学の十大原理(上巻) ーエル・カンターレ「教えの原点」ー (OR BOOKS)

『幸福の科学の十大原理(上巻)──エル・カンターレ「教えの原点」』

 大川隆法著

 

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