幸田露伴って有名な作家がいたって、聞いたことがあるよ。その思想って、大事なのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸田露伴かく語りき』――スピリチュアル時代の〈努力論〉(幸福の科学出版)のまえがきで、以下のように説いておられます。
あの旧い字体の幸田露伴の『努力論』『修省論』を読むことは、古文・漢文を読むことを苦手とする学生や現代の大人にも少々難しいだろう。私はたまたま、仏教の経典をよく読んでいるので、中国人の僧侶や日本の仏教者の古典的お経解釈本がよく読める。その意味で幸田露伴の仏教的素養がよく判るので、何とか現代語化して、本多静六博士同様、日本発の自助論型作家兼思想家の考え方を後世に残さねばならないと思っている。
欧米に生まれていたら、もっともっと尊敬されていた人であることは間違いない。
当会の海外信者にも、「『自助努力が必要だ』っていう教えなら『信仰』なんていらないじゃないですか」と問うてくる人が多いと聞く。本書がその答えであり、スピリチュアル時代の〈努力論〉でもある。
(1~2ページ)
幸田露伴は、自助論型作家兼思想家であって、欧米に生まれていたら、もっともっと尊敬されていた人であることは間違いない。
幸田露伴の考え方は、本多静六博士同様に、現代語化して後世に残さねばならない。
本書は、自助努力と信仰の関係に関する答えであり、スピリチュアル時代の〈努力論〉でもある――。
幸田露伴は、「金色夜叉(こんじきやしゃ)」で有名な尾崎紅葉と同時代の有名作家として、文学史の知識として憶えている方がいらっしゃるかもしれません。
幸福の科学においては、大川隆法先生が「植福」を、幸田露伴の著書『努力論』における「三福説(惜福・分福・植福)」にちなんで、仏神に捧げる御布施を意味する言葉として教えておられることで、とても有名な方だと思います。
そのオリジナリティに満ちた素晴らしい思想が、誰もがわかるいまの日本語で現代によみがえるというのは、いつも思うのですが、本当に凄いことです。
「スピリチュアル時代の〈努力論〉」、すべての方にお勧めです!
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『幸田露伴かく語りき』
大川隆法著
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