悪魔っていっても、やっぱり、仏性もってるんでしょ。仏の子なんだから、誠実に対応してあげるべきなんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『エクソシスト入門──実録・悪魔との対話』(幸福の科学出版)で、次のように説いておられます。
通常の不成仏霊の場合は、説得が可能です。一時間ぐらいでは、なかなか分からないことも多いのですが、説得すると少しずつ分かってきます。
しかし、悪魔のたぐいになると難しいのです。
悪魔というのは、千年、二千年、あるいは、それ以上の長い年月、地獄にいて、歴史上のさまざまな宗教に入って惑わしてきた者なので、宗教について、ものすごくよく知っています。
そのため、説得されて分かったようなふりをしたり、恭順の意を表したり、「弟子にしてくれ」と言ったり、涙を流したりすることもありますが、彼らは、演技で嘘をつくことができるのです。こちらに慢心があると、嘘を見抜けず、完全に騙されてしまいます。
彼らは、態度がコロッと変わって、そのときだけ、説得されたように見せますが、実は、まったく改心などしていません。積極的に妨害するつもりで狙っているのです。
悪魔のたぐいを説得することは本当に難しいので、悪魔とは、あまり積極的にかかわることは勧めません。かかわらないのがいちばんです。
悪魔はヤクザや暴力団と同じです。例えば、この世でも、「○○組の本部に乗り込んでいって、彼らを説教する」などと言ったら、普通の人は、「やめておいたほうがよい」と言うでしょう。「いや、おれは、空手、柔道、剣道を合わせて十段だから、大丈夫だ」と言って乗り込んでいっても、生きて出てこられる可能性は低いので、好んで行くようなものではありません。やはり、“敵地”には、それなりに厳しいものがあります。
悟りのよすが、悟りのチャンスが与えられた者を一人ひとり救っていくことは比較的易しいのですが、敵地で相手を丸ごと折伏するのは、そう簡単なことではないのです。
(55~57ページ)
悪魔は、長い年月、地獄にいて、さまざまな宗教に入って惑わしてきた者なので、宗教についてものすごくよく知っており、演技で嘘をつくし、積極的に妨害するつもりで狙っている。
こちらに慢心があると、嘘を見抜けず、完全に騙されてしまう。
その説得は本当に難しいので、積極的にかかわることは勧めない。かかわらないのがいちばんである──。
私たち普通の人間が、悪魔を説得して救おうとしたりするのは、ほんとに危険なことなんですね。
できるだけ縁ができないようにしたいものですが、どうしても縁ができてしまった場合には、幸福の科学の三帰者が与えられている「悪霊撃退の祈り」などを用いて撃退していくのが、基本なんでしょうね。
もちろん、幸福の科学の支部や精舎で実施されている各種の祈願も超オススメできると私は確信しているのです。
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『エクソシスト入門』
大川隆法著
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