「ソウルメイト」って言葉、聞いたことがあるんだけど、それってなんなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『生命(いのち)の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
人は、自分自身のことを「独立した個人」と思い、それぞれの一生を生きていますが、この世における人生は、言ってみれば、「大きな木の枝から出ている一枚の葉っぱ」のようなものなのです。(中略)
若芽として出た葉っぱは、太陽の光エネルギーをたくさん浴びると、炭酸同化をして、どんどん生長し、葉の緑が濃くなっていきます。(中略)やがて、秋になると、緑色だった葉っぱが、赤色や黄色へ、さらに茶色へと変色していきます。
これは、人間で言えば、「人生の盛りを過ぎ、だんだん年を取ってきた」という段階に相当するでしょう。(中略)
そして、「この葉っぱは、もうすぐ落ちるだろう。いつ落ちるだろうか」と、周りから見られるころになると、ある日、北風がヒュッと吹いたときに、はらりと落ちて、人生が終わるわけです。(中略)
その枝の近くには、ほかにも何本もの枝が生えていることが分かります。
これと同じように、あなたの魂に近い魂、昔、枝分かれした魂があります。あなたの魂と同じころに創られ、あなたと関係のある魂が存在するのです。
これを、英語圏では、よく、「ソウルメイト」と呼んでいます。魂の兄弟とは別に、いつも一緒のグループで魂修行をしている人々がいるのです。
魂的に縁のある人々は、“同期生”として、転生輪廻のたびに、だいたい同時代に生まれます。時代が変わっても、たいていは、親しい仲間が、ある程度のグループになって、同じようなときに生まれ、家族や親戚になったり、仲のよい友達になったり、職場でいつも顔を合わせる同僚になったりするのです。(中略)
このように、何か縁のある魂たちが、何十人ものグループとなって、この世に生まれるのが普通であり、一人だけでポツンと生まれることはありません。(中略)
さらに、その枝を手繰っていくと、もっと太い枝となります。そして、一本の「生命の幹」が現れてきます。魂が地上に出てくるときに幹となっている部分があるのです。
たとえば、日本人として繰り返し生まれている魂のなかには、九州地方や関西地方など、ある特定の地域に磁場を持っていて、その辺りを中心に何度も生まれている人がいます。
何か縁がある所に一本の幹があって、それにかかわる人たちが、集合的に、グループとして、たくさん枝を出しているのです。また、社会のレベルや国のレベルで集合した魂のグループもあります。(中略)それがまた、いろいろなところにつながりながら、一本の大きな木につながっているのです。
そういう大きな木の幹から出ている枝のなかの、小さな枝の先の葉っぱの一枚として、あなたは生きています。
魂は、個人として独立していると同時に、実は、大きな大きな「生命の大樹」ともつながっています。
そういう仕組みのなかで、転生輪廻を、繰り返し何度も行っているのが、人間の姿なのです。
(231~237ページ)
私たちの魂と同じころに創られ、私たちと関係のある魂。
ある程度のグループになって、転生輪廻のたびに、だいたい同時代に生まれ、家族や親戚になったり、仲のよい友達になったり、職場でいつも顔を合わせる同僚になったりする。
これが、ソウルメイト──。
私たちは、けっして一人なんじゃない。
「魂の兄弟」と呼ばれる人々が、いま生まれてきている自分自身を含めて6人一組で霊界にいて、順番に守護霊を勤めてくれる。
でも、それ以外に、グループとなってまとまって生まれてくる、魂たちがいる。
それだけじゃなくって、私たち人間の魂全体は、大きな大きな「生命の大樹」ともつながっているって。
なんて大きな世界観、そして宇宙観なんでしょうか。
こんな魂のほんとうの真実を、大川隆法先生はただただ惜しみなく教えて下さっている。
これはものすごいことだと改めて私は思っているのです。
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『生命の法』
大川隆法著 |
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