あの世って、マンガとか、ドラマとか、小説とかでよく出てくるけど、昔の時代のままで止まってるみたいに思えるんだけど、ほんとにそうなのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
あの世もまた、この世と同時に変化しています。現代の人が亡くなれば、その人が生きていたときと同じような生活様式があの世にも現れています。現代において、あの世の世界を見てきた人は、数百年前、あるいは千数百年前の臨死体験の報告にあるような、古代の世界を見たわけではありません。いまは、極めて現代的なあの世というものができています。天国も地獄も変わってきています。都会も現れています。
この世にあるものはほとんどすべて、似たようなかたちで、想念の世界において現実化してきています。多くの人々が「それがあってほしい」と思うと、そのようなものが出てくるのです。それが、あの世の世界です。
多くの人々が「乗り物が欲しい」と思えば、それがあるかのように現れてきます。電車も飛行機も現れてきます。あの世に現実に金属があるわけではないのですが、そのように現れてくるのです。「地上の楽園」のようなものを望めば、現代における最高のテーマパークのようなものや美しい公園のようなものが現れてきます。それは古代の様相ではありません。現代の地上にあるものと極めてよく似たものが出てきます。
「臨死体験では、必ず古代返りをして、大昔の世界ばかりが出てくるから、あの世は信じられない」と言う人がいますが、そんなことはないのです。すでに、現代的なあの世が始まっています。時代はほとんどずれていません。
古代のままで時間が止まっている人々の世界もありますが、現代の人々に対しては、現代の人々に分かるようなかたちで、あの世での指導が行われています。方便として、そういう現代的な生活も展開されているのです。
あの世には学校も病院もあります。この世にあるように存在します。そういう所で仕事をしている人も数多くいます。その内容も日進月歩で、次々と変わっています。昔であれば、霊界の学校に外国人はいなかったでしょうが、いまの霊界の学校には、外国の人たちも数多く学びに来ています。
そのように、あの世は地上と同じように変化しているのです。
(296~298ページ)
あの世では、現代の人が亡くなれば、その人が生きていたときと同じような生活様式があり、この世にあるものはほとんどすべて、似たようなかたちで現実化している。
古代のまま時間が止まっている人々の世界もあるが、現代の人々に対しては、方便として、現代の人々に分かるようなかたちで、あの世での指導が行われている。
あの世もまた、この世と同時に変化している──。
新鮮な話に感じた人も、おられるでしょうか。
臨死体験の報告というのも、昔の書物だけでは分からないことが多いわけで、いま現在の報告も知らなきゃいけないと感じるお教えです。
その意味では、大川隆法先生が数多く出しておられる「霊言集」は、そういった情報の宝庫であることに、改めて気付いた気が私はしているのです。
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『幸福の法』
大川隆法著
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