民主党はこんどの選挙で、法人税を下げるって公約してるけど、菅直人首相って、企業の増税問題についても、なんだか曖昧な気がするよね。ほんとうはどう考えてるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『国家社会主義とは何か』(幸福の科学出版)で、菅直人の守護霊の言葉(「霊言」)を、B氏(質問者)との対話の形で、次のように伝えておられます。
菅直人守護霊 うん。大企業等は、法人税を上げなきゃいけない。
まあ、中小零細企業については、やはり、少し助けてやらなければいけないので、法人税は少し下げてもいい。しかし、大企業等については、そんなに助けてやる必要はない。今、大企業は、赤字を出して、うまく逃げ込んでいるけれども、このへんは、ちょっと問題があるな。やっぱり、利益に対して税金をかけるんじゃなくて、資産に対して税金をかけなきゃいけないね。
B―― え? 資産に対してですか。
菅直人守護霊 うん。含み資産がそうとうある。大企業は、土地とか建物とか株とか、いろんな含み資産をたくさん内部留保しているので、こういう部分の純粋資産に対して税金をかける。そういう感じで、大企業から取ってやろうと考えています。(中略)
だから、「金をためたやつから取る」ということだ。
B―― それは二重課税ではないでしょうか。
菅直人守護霊 うーん。だけど、儲かりすぎたんだからしょうがないよな。(中略)
法人税は、まあ、五十パーセント以上には上げられないと思うけれども、内部留保として金をためた企業については、それを取り上げていくつもりでいる。(中略)
やっぱり悪いことをしたんじゃないか。(中略)本来、消費者に還元しなきゃいけないものを還元しないで、自分たちの利益としてため込んでいるんじゃないか。
そういう悪質性があるので、その部分については、やっぱり、ちゃんと税金として取り上げて、国家のほうから一般消費者に還元するのが筋だと思っている。
B―― まあ、あなたは、菅さんの潜在意識でもあるのですが、菅さんは、潜在意識下で、「企業はよくない」と思っているということですか。
菅直人守護霊 当然だろう。そんなに、いいわけないじゃない。企業にもよるけれどもね。まあ、零細企業はいい。それは、ほほえましくていいけれども、大企業になると、基本的に嫌いだな。
B―― でも、大企業があるから、何十万人という雇用が生まれるし、富が創造されるし、税金も納めてくれるのではないでしょうか。
菅直人守護霊 そういう言い方もあるけど、大企業では、悪い人間が参謀みたいな頭脳集団をつくっていて、「国家から、どうやって、うまく利権を引き出し、かつ、税金を払わないようにするか」というようなことを一生懸命やっているからねえ。(中略)
B―― 大企業の内部留保を減らしてしまうと、再びリーマン・ショックのようなことが起きた場合、今度は大企業まで潰れてしまうかもしれません。しかし、そうなると、下請けも潰れてしまいますが。
菅直人守護霊 リーマン・ショックは、金が余っている富裕層がいっぱいできたから起きたのであって、みんなが平等な生活をしておれば、あんなものは起きないんだよ。健全な生活をしていれば、ああはならないんだ。うん。(中略)
基本的には、国会議員よりも多い収入を取るような企業家は許さないんだ。
(141~148ページ)
何度もご説明していますが、「守護霊」の見解を聞くことができれば、その人が表面上は何を言っていても、その本音があらわになることが多いものです。
菅直人首相の「法人税の増税問題」に関する本音というのは、(1)中小零細企業の法人税は少し下げてもいい、(2)しかし、大企業は基本的に悪いことをやっていて嫌いなので、その資産(内部留保)に税金をかけていきたいこと、(3)富裕層がいなくなり、みんなが平等な生活をしていれば、リーマン・ショックのようなことは起きないと考えていること、(4)国会議員よりも収入が多いような企業家がいるのは許せない、というところにあるわけです。
会社に勤めているみなさん、自ら企業を起こしているみなさん、この菅首相の本音を知ったとき、それでも、民主党政権に、この国をまかせて本当によいのでしょうか?
繰り返しになりますが、大川隆法先生が、「国難パート2」と、本書のまえがきで述べられた、その一端が、このあたりの菅直人守護霊の見解にも現われてるってこと、なんですよね!
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『心の挑戦』
大川隆法著
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