JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

神業  Bessville / JACEK NIEDZIELA

2007-03-07 22:44:00 | 聞いてますCDおすすめ
以前記事にしたポーランドのアルバム“REAL JAZZ”で凄い演奏だと思ってほ惚れたのがベーシストのヤツェク・ニェヂェラ。
中古屋さんで見ていたら、とってもお得な値段でありました。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070116

これがなんとベースソロアルバムです。なかなかベース一本のアルバムは拾いませんよね。ベースだけのアルバム探してみたら5枚ありました。
持っていたのはMiroslav Vitou,Red Mitchell,Jaco Pastorius,David friesen,吉沢元治でした。どれも凄く良いとまでは行かないもので、中にはちょっとと言うのもあります。
ところがこのヤツェクのアルバムはすばらしく良いのです。
1曲目、ピッチも、タイムもぴったり、曲に不足感が全くありません。聴いていると、耳がいるはずのないドラムスの音や、ピアノのバッキングまで、聴いているのです。
3曲目大好きな“ベサメ・ムーチョ”を8分近くも演奏しますが、飽きません。4曲目はショパンのエッセンスをバカテクで聴かせます。全部で10曲54分アコベースだけです。さすがに1,2曲ちょっとだれますが、最後の2曲はビートルズの曲。10曲目“キャント・バイ・ミー・ラブ”のリズムにのった高速演奏。一人で聴いているのに私手拍子してしまいました。とにかく凄い、うまくて楽しい、ベースファンにはたまらない一枚になりました。

  Bessville / JACEK NIEDIELA

JACEK NIEDIELA acoustic bass

1 RAYMONDO BASSMONDO
2 DO YOU KNOW WHAT IT MEANS TO MISS NEW ORLEANS
3 BESAME MUCHO
4 VARIATION OF F.CHOPIN'S GRANDE VALSE BRILLANTEE
5 TANG 2004
6 NIGHT AND DAY
7 CAPRICCIO NO.2
8 MOONLIGHR BECOMES YOU
9 AND I LOVE HER
10 MONEY CAN'T BUY ME LOVE

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色重ね  if trees could fly / M・Jhonson E・Longsworth

2007-03-06 20:07:16 | 聞いてますCDいいと思う
マーク・ジョンソンに付いては、好みを話しづらい。エバンスでは、相方として素晴らしいプレーをしたし、この間聴いた、ピエラヌンツィのアルバムのプレーも良いと思います。ピエラヌンツィのアメリカン・ピアノ・トリオのはちょっと神経質過ぎるような感じです。ベース・ディザィアーズではまたずいぶん違うので、なんと行って良いのやら、一口で言えません。
キングの低音シリーズから出ているこのアルバム、ディザィアーズが一番近い感じです。カナダのエレクトリック・チェリスト、エリック・ロングスワースとの2つの弦楽器のデュエットです。
ロック調のベースラインで始めたり、カントリー調のチェロのメロディなど色々変化を付けてきます。
5曲目、ベースのアルコのバックはチェロのピッチカート、2つの楽器がアルコとなると、今度はベースがピッチカート。色々楽しめますが、やはり私はアルコのチェロにベースが指弾くのが一番落ち着きます。
マークの“同系色を重ねて”と言う2つのバージョン以外はエリックの曲、クラシックの素養も大きいようです。少し俗的でも泣かせる曲が入っていて欲しいと思いました。好きな二つの楽器の組み合わせすが、ちょっとテクが見えすぎでしょうか。二つともおおらかな楽器とおもうのですが、と言っていると、マーク・ジョンソンの印象になってきたみたいです。

if trees could fly / Marc Johnson Eric Longsworth

Marc Johnson bass
Eric Longsworth electric cello

1 A Blues
2 Reve-a-ca
3 Ton sur ton
4 Dancin' to the Coffee Machine
5 Lullaby
6 Longworld
7 Au clair de la femme
8 Spanish Fly
9 Her Majesty(the Tuyule)
10 Seulement
11 Tonsur ton

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自分語り Racconti mediterranei / Enrico Pieranunzi

2007-03-05 22:00:50 | 聞いてますCDおすすめ
Enrico Pieranunziのアルバムはかなりあります。
EGEAレーベルにはずいぶん同じような感じのアルバムがありますが、このアルバム凄いと思います。エンリコのピアノに、おなじみマーク・ジョンソン、そしてGibriele Mirabassiのクラリネットのトリオです。
1曲目は大好き“The kingdom”ですが、クラシカルなクラリネットの音に感じが違います。聴き直せば解りますが、モーツアルトと思うような曲です。
2曲目も美しい曲ですが、エンリコのモリコーネ・ソング・ブックを思い出します。モリコーネと曲調が大変にています。
4曲目も2曲目と同じ様にベースソロが効いている曲。5曲目もベースがメロディアスなラインの中、クラリネットのアルペジオが絡みつきます。
こうやって聴いてくると、エンリコは自分の演奏でモリコーネのソングブックを作りましが、自分の曲のソング・ブックを作りたくなったら、その答えがこのアルバムではないでしょうか。
ピアノの演奏はあくまで脇役のように押さえて、クラリネットとベースのデュオの伴奏のようにしています。作曲者ですからつぼを押さえた旋律を挟みながら、実は主役は、自分自身の曲。一つ一つの美しい旋律をどう聴いてもらうのか、考え抜かれたアルバムと思いました。
地中海物語と題されるこのアルバム、JAZZ演奏というより、ゆったりとしたエンリコのソング・ブックです。

Racconti mediterranei / Enrico Pieranunzi

Enrico Pieranunzi piano
Marc Johnson bass
Gabriele Mirabassi clarinetto

1 The Kingdom
2 Les Amants
3 Canto nascosto
4 Ⅱcanto delle differenze
5 Una piccla chiave dorate
6 O toi desir
7 Lighea
8 Coralie
9 Un'alba dipinta sui muri
10 Stefi's song
11 Canzone di Nausicaa
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俺は男だ You've Chenged / FABRIZIO BOSSO

2007-03-04 20:29:46 | 聞いてますCDおすすめ
昨日はお雛様でしたが、まああまり関係はございません。ただ奥さんが忙しかったので夕食は私が作りました。休みの日に料理をするのは条件が合えば好きです。
時間が余裕がないといけません。たまねぎ切るのだって時間が掛かります。そして色々いわれたくないので一人であること。失敗したら隠してしまうのですよ。
もうひとつ料理にワインが必要な事。まず開けなければいけませんかから。
そして音楽を聴きながら作業するのは大好きです。
昨日クラムチャウダーを作りながら聴いたのが、この新しいアルバム、何度も聴いています。
イタリア、FABRIZIO BOSSOがストリングスをバックに思い切り歌うという悪く言えば、イタリアEMIの企画だろうといえばそれまでですが、幾つかの曲はしっかりはまってしまいました。
まず1曲目、ストリングスをバックにミュートのトランペットがゆったり、静かに“The Neaness Of You”に入っていきます。この曲の演奏は数多いですが、この演奏素晴らしい、歌うフレーズが次々にあふれ出るようです。この演奏一番だと思います。
2曲目は、エンリコ・モリコーネの有名曲、どう吹くかがイタリアでは大問題でしょうが、ミュートをとってど真ん中、スタープレヤーらしい音色とフレーズです。
このアルバム、WITH STRINGSで、いかにも甘く美しいアレンジにしていますが、いい感じです。
3曲目は久しぶりにDianne Reevesのヴォーカルでタイトル曲“You've Chenged”このアルバムが特に気張っていないで心和むナンバーです。
ダイアン以外ゲストにStwfano Di Battista、Bebo Ferra,Sergio Cammariereが2曲づつフューチャーされています。
基本的にはbossoのトランペットが中心ですですが、それぞれのプレーヤーの味が出ているのでしょう。ほとんどの曲は良いと思いますが、Sergioさんのヴォーカルはアウトです。でもトランペットのソロがあるから聴きます。
7曲目ギターのBebo Ferraとのボッサはゆったりとゆったりと流れて、でもほとんどギターわかりません。8曲目は“Summer Samba”昔FM番組のタイトルに流れていた曲ですが、今でも演奏するんだと思いました。ここではギターと軽やかなペットが聴けました。
9曲目Battistaとの曲、バップジャズの色が濃くて、ここでのソプラノソロ素晴らしい、乗りとしてはこの曲がこのアルバム一番、楽しい曲です。
BOSSOは“Hight Five Quintet”での素晴らしい演奏があります。その新しいアルバム(vocalのバック)もあったのですが、こちらのアルバムを拾いました。BASSOの素晴らしい要素は全然損なわれておらず、なおしっかり泣かせてくれる、そして燃えるプレーが満載で、男っぽい演奏は勇気を感じるほどです。イタリア男を感じます。
昨日の今日でなんですがこのような演奏を聴いていると・・・・

おひな様なんて“俺は男だ。”

You've Chenged / FABRIZIO BOSSO

Fabrizio bosso trumpet flugrlhon
Pietro Lussu piano
Luca Bulgarelli bass
Lorenzo Tucci drums
Dianne Reeves vocal(track 3)
Sergio Cammaroere vocal piano(track6,10)
Stefano Di Battista soprrano sax(track4,9)
Bebo Ferra guitar(track7,8)
Btuno Mstcozzi percussion(track7,8)

1 The Neaness Of You
2 Nuovo Cinema Paradise
3 Ypu've Changed
4 Senzav Fine
5 Georgia On My Mind
6 Estate
7 Rio De Majo
8 Summer Samba
9 Joyful Day
10 Per Ricordami Di Te
11 You've Chenged(Instrumental)


 
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ひな祭りには Smooth Jazz MOTOWN'S GREATEST LOVE SONGS

2007-03-03 20:27:42 | 聞いてますCDおすすめ
真面目にJAZZを聴いている人に、スムースジャズなどというと、フンとなるかも知れません。でも今日はおひな様。(関係ないっか)女性の方に敬意を示して女性のジャケアルバムです。なお且つ、やさしく、うれしく、なつかしい気分になりましょう。





1曲目シュープリームスのヒット曲Ain't No Mountain high Enough”サックスはグロバー・ワシントンのようでうれしくなります。
2曲目はテンプテーション、My Girl”ギターがエリック・ゲールを思い出します。2007年のアルバムですが、変に今風にしないところが気持良いところです。
3曲目はI Like IT”スムースというとソプラノがお決まりです。
4曲目は好きなマービン・ゲイのLet's Get It On”テナーはタレンタインかな。
このアルバム Chris "Big Dog"DavisとMark JohnsonとDavid Mannが数曲づつプロデュースしたものです。
5曲目はスティービー・ワンダーのMy Cherir Amour”
この後もモータウンのヒットが続きます。
おひな様前におよばれした殿が気持ちよく一杯、よろしいですよね。
ところで、我が家には、女性という人が、いました。おひな様などとは一言も言いませんが、主張はしていました。自分で陶芸で焼いてきた雛でした。




今日のお昼はばらちらし、そして甘くないほうを少しいただきました。姫様のほうは、友人の父上が先日なくなったのでそのお宅へ(こんなんばっか)出かけていきました。ひな祭りだし、夜は蛤でどうしようかと思ったのですが、クラムチャウダーを作る事にしました。ワインもあけなければいけないし・・・・。



多めの貝を使いたいので、蛤だけでなく、アサリも使います。貝を多く使う分、濃い味のスープで、家では結構人気有ります。
年度末の事を息子から頼まれたり、結構忙しくしてしましたが出来ました。
マスのソテーとクラムチャアウダーに茸のパテェをいただきました。



さあ今年のお雛様もすぎていきますが、姫、もう一杯いいでしょうか。
酔った勢いでおまけです。私の家、なかなか君子欄を大きく出来ませんが、咲いてくれました。
世の中の全てのお姫様に!









  Smooth Jazz MOTOEN'S GREATEST LIVE SONGS

1 Ain't No Mountain High Enough
2 My Girl
3 I Like It
4 Let's Get It On
5 My Cherie Amour
6 What Dose It Lost To Win Your Love
7 Since I Lost My Baby
8 Neither One of Us
9 Your Precious Love
10 Baby I Need Your Loving
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やさしいお父さん好き THE BEAUTIFUL HIGH COAST/Alf Haggkvist

2007-03-02 20:50:34 | 聞いてますCDおすすめ
中古屋さんでまるでカンで拾った一枚、ジャケの写真と“THE BEAUTIFUL HIGH COAST"という題と値段でした。これが大正解。1999年のイタリアリリースですが、スウェーデンのピアノ・トリオのアルバムです。
ピアニストは57才、息子さんがドラムスを叩いています。ベースは若い人ですが、さすがスウェーデン、上手いです。
自然と生き物にインスパイアされたとありますが、ピアニストの優しい心象を綴っています。
ピアノはエバンス系で美しい音色で最後の一音まで大切にしている感じです。全てオリジナルで、ピアニストが短いコメントをつづっています。
1曲目、このピアニスト57才ですが、洗練された、みずみずしいフレーズです。
2曲目“HOT SUMMER”では決してHOTでなくクールが良いという曲です。
5曲目は、ベーシストの幼い子供をだいているうちに寝てしまったとか8曲目次男のことを思っての曲で、やさしい思いの、美しいけど軽やかなメロディです。
どの曲も美しく、このピアニストがすばらしい人柄で、やさしい人と確信します。
7曲目は色づいた葉が落ちるというちょっとアブストラクトな曲。
6曲目タイトル曲は美しく始まり、途中4ビートをしっかり刻み、ドラムスが初めてのソロをとる楽しい曲、もう少しこのての曲があっても良いかと思います。

  THE BEAUTIFUL HIGH COAST / Alf Haggkvist

Alf Haggkvist piano
Filip Auguston bass
Krister Haggkvist drums

1 CLOUD THE SIXTH
2 HOT SUMMER
3 THE BIRDS FLY-VIEW OVER THE SEA
4 FLUFFY
5 YOU LITTLE CHILD
6 THE BEAUTIFUL HIGH COAST-THE LAST MONTH
7 YELLOW LEAVES
8 TUNE TO ANDREAS
9 ONCE AND FOREVER
10 EVENING TWILIGHT

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驚けない私 THOU SWELL / NEW YORK TRIO

2007-03-01 20:43:09 | 聞いてますCDいいと思う
ビル・チャーラップは最初“BLUES IN THE NIGHT”でこれはいいと思いました。実に一生懸命練習する人で、タイミング、フレーズが体に焼き付いているような感じです。
その後のバーンスタインのソング集は好きですが、ソング集すべてが好きというわけではありません。作曲家の好みがこちらにあるのでしょう。
今回はリチャード・ロジャース、どうでしょうか。とは言うものの、作曲家を聞きわける事は出来ません。
ここのところヴィーナスはもっぱらレンタルで聴くくらいですが、お金を出して買おうという気になるのはチャーラップぐらいです。
軽快なリズムでソングブックとして楽しめます。2曲目の“My Funny Valentine”このテンポでうまく歌わせます。
大好きな曲のようで、“BLUES IN THE NIGHT”でも弾いています。ソングブックには欠かせないので、再録音となったのでしょうが、感じをガラッと変えているところさすが凄いと思います。この再録の方が曲を捉えていて好きです。
リズムの感じも悪くない。ただ通して聴き終わってどれが良かったかなと思えば、あまり驚いていないのです。ヴィーナスはそのようなものと言えばそれまでですが、何か書こうと思っても私の表現力と音楽知識では難しいのです。題も思い浮かびません。

THOU SWELL / NEW YORK TRIO

BILL CHARLAP piano
JAY LEONHART bass
BILL STEWART drums

1 Thou Swell
2 My Funny Valentine
3 I Didn7t Know What Time it was
4 Where Or When
5 My Heart Stood Still
6 That's For Me
7 Have You Met Miss Jones?
8 There's A Small Hotel
9 With A Song In My Heart
10 Wait Till You See Her
~Aii Songs by Richard Rodgers

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