イージーリスニングとか、ヒーリングミュージックのアルバムをお持ちですか。昔レンタルしてカセットに録音して、運転中に流したりしていました。自分から購入したことはありませんが、馬鹿にするつもりもありません。
ところでそういうのお持ちですか?
先日中古屋さんのJAZZの棚をあさっていて、なんか全然判らないけど変わったアルバムだと思ったものがありました。
ジャケットはなんとも甘い絵画です。裏にはトンボが飛んでいて、JAZZのアルバムではちょっと異様な感じです。
アーテスト名はMichael Hoppe、ちょっとよさそうじゃないですか。そう思い出すと離せない。拾ってみました。
聴いてみると、これがイージーリスニングに分けられるものでした。自分からはいかないけど、ジャズの棚では存在感有ったので拾いました。
イージーリスニングというので怒りに任せて、もしくは自分のカンの悪さを呪ってこれを書いているかと言うと、それが違うのです。
最近うんざりする仕事や新年度に向けてのごたごたで精神的に疲れぎみですが、このアルバムを寝るときにかけて幾晩かすごしました。楽なんです。
頭に入れることもなく、ほわと包まれて、しかし下手なポピュラーミュージックだったらその薄っぺらさが気になるけれど、それもない。
そんなことで今日は通勤にも聞いてみました。1曲以外はピアノのMichael Hoppeの曲で、いわゆる美しいメロディ、そこにTim Wheaterという人のフルートとHarold Mosesという人のviolaです。
フルートはアルトが多く、普通のフルート音よりか低くバンブーにも近い感じもあり、太く落ち着いた感じで流れます。
ピアノはアルペジオにテーマという、リチャード・クレーダーマンに似ているといえばいえますが、それほど派手ではありません。ただ、ためにためた音の出し方はJAZZとは違っています。
曲はやさしくなるメロディーというか、卒業式なんかのバック流れるような感じでダーティーな部分は一切なし。安全、安心、平安です。
そんなの面白いわけないじゃないかといえばそれまでですが、私3~4回は聴きました。
このアルバムを持っていることは、もしくは聴いていることは別に恥ずかしくはありません。
ところで、イージーリスニングとか、ヒーリングミュージックのアルバムをお持ちですか。
Unforgetting Heart / Michael Hoppe
Michael Hoppe piano Keyboards
Tim Wheater flute,penny whistle
Harold Moses viola
1 The Unforgetting Heart (With trio)
2 So Far Away
3 Moon Ghost Waltz
4 Jude's Theme
5 Southern Dreamer
6 Eventide
7 Vanity Fair
8 Renouncement
9 Childhood Memories
10 Fiery Tears
11 The Unforgetting Heart (solo piano)