JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

一人のピアニストとしての実力 SIXTUS / Peter Johannesson

2007-03-12 20:34:58 | 聞いてますCDおすすめ
スウェーデンのドラマーの作品ですが、featuring Herbie Hancockと有るように、1995年にハンコックを前面フューチャーしたアルバムです。
基本はギターにテナーが入ったクインテットに曲によってホーンが加わります。
1曲目はリーダーのドラマーの作品、キッチリしたリズムでメリハリがあります。
ハンコックが最初から熱演です。最近ハンコックのアルバムをマジで聴いていないような気がしています。企画アルバムの記憶が強いのです。
2曲目はテナーの曲ですが、トロンボーンのニルスの2人のソロが熱いハードバップでハンコックの反応が気持ちよい。
3曲目はギターのオーソドックスな早引きフレーズが力強く、リーダーのドラムスはスネアとシンバル中心に正確、手数も多く張りのある音です。
4曲目から7曲目までがギターの人の曲、4曲目は静かなギターとピアノが絡む曲ですが、バックにストリングスが聞こえます。後からハンコックがシンセ入れたのでしょうか。クレジットにはありません。途中熱くなる部分も有ります。
5,6曲とギターが大きくフューチャーされますが、私はうまいと思います。
曲調がちょっとにているので、7曲目は少しだれますが、8曲目はトリオライブで3曲目の曲です。
ブラインドでこのアルバム聴いてもハンコックとは思い浮かばなかったでしょう。
まわりを気遣いながら、リーダーとしてのサウンド作りをしているような記憶が最近強いハンコックです。
ここでは一人のピアニストとして、さすがに巧い、そして熱いのを聴けてそれが良かった。


SIXTUS / Peter Johannesson

Peter Johannesson drums
Herbie Hancock piano
Max Schltz guitar 1-7
Markus Wikstrom bass 1-7
Magnus Lindgren tenor saxophone 1-7
Nils Landgren trombone 1-3
Magnus Broo trumpet 1
Peter Asplund flugelhone 2,3
Anders Kjellberg french horn 1
Hakan Kyqvist french hone 1
Tommy Knutsson french hone 1
Bertil Strandberg euphonium

1 BLEKE
2 CYBERMAN
3 SIXTUS
4 JOJO
5 TRANESPOTTING
6 THE GARDEN
7 SLOOWFOX FOR LONERS
8 SIXTUS (Live trio)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする