JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

葉唐辛子が好きです / THE ART OF THE BASS

2007-03-14 21:31:17 | 聞いてますCDおすすめ
NHOPの参加アルバムを聴いていて後を引いたので引っ張り出したアルバムです。2001年オーストリア、グラースで開かれたベースのイベントで録音されたアルバムです。
ベース奏者3人がピアノ、ドラムスを従えて演奏しています。そうゆうとRay Brownの“Super Bass”思い浮かべますが、あのアルバムはちょっとなーという記憶なのですが、こちらはどうでしょうか。このアルバムのまとめ役のベーシストWayne DarlingもRayのアルバムを意識したそうです。
Wayne Darlingはウイーンでも教鞭をとる人で、もう一人のアイスランド出身のベーシストArni Egilssonとは5年デュオをしてきたなか、そこに尊敬するニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンを招いての低音域での協調の世界です。
NHOPのソロとピアノトリオ以外、2人もしくは3人のベースソロがありますが私聞き分けることが出来ません。アルバムには丁寧にソロの順番が書いてありますので、それを追いました。
変な話ですが、私佃煮を思い浮かべました。佃煮をあてにお茶漬けをいただくのが好きです。葉唐辛子なんか好きですね。佃煮の葉唐辛子は好きですが、どこのお店の葉唐辛子かは解りません。
このアルバム聴き終わってみるて感じるのですが、ベースの味が似ています。まとめ役のWayneがそれぞれの個性を意識して、音の違いをアルバムに表すのに苦労したといっていますが、2人のベーシストが敬愛するNHOPを呼んだ形ですので、基にはNHOPがあるように感じます。マネしているのでなく自然にそのような形になりますので、NHOP好きの私としては、葉唐辛子好きですなどといって美味しくいただいて満足です。
長くなったので美味しいところを掻い摘まみますと、5曲目おなじみ“Speak Low”はArni Egilssonのbow弾きソロは自身が選んだ曲でなかなかでその後のペデルセンのソロも良いです。
6曲目のスウェーデンのトラッドでは俺も弾けるとWqyneがアルコでこれもペデルセンみたいです。その後はNHOP得意のトラッドの世界、これが大好きなのです。
10曲目はArniがNHOPの為に作った美しい曲で、Arniのソロはペデルセンよりペデルセンみたいです。その後はペデルセンのアルコソロです。
試聴できるのがとこありました。
http://cdbaby.com/cd/egilsson7

実演を見ていたらさぞ楽しいだろうと想像していたら、4年後にウイーンでこの3人が共演したものがDVDになるみたいです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/image/2521888/

とにかく葉唐辛子が好きな人には・・、違ったNHOPが好きな人には推薦です。


TE ART OF THE BASS / WAYNE DARLING presents

Wayne Darling bass
Niels-Henning Orsted Pedersen bass
             Arni Egilsson bass
Fritz Pauer piano
Billy Elgart drums
             
1 Bass Encounters
2 Stinky Pooh
3 Here I Am
4 Basses Three-O
5 Speak Low
6 O Tysta Ensamhet
7 No Moe
8 Future Child
9 St. Thomas
10 To Dorette

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする