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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

もちろん勘違いから VERTICAL'S CURRENCY / KIP HANRAHAN

2011-12-02 22:43:02 | 聞いてますCDいいと思う


中古JAZZじゃない3枚目、これも700円で買いました、でもJAZZの棚においてあったのでJAZZだと思って買ったのです。
もちろん得意の勘違いからで、厚めの紙のジャケと枠に囲った写真、ドイツのレーベル、ウィンター&ウインターのアルバムかと思ってしまいました。
このレーベル、ステファン・ウインターが設立したもので、私はユリ・ケインでご贔屓ですが、ウインター氏の意思が反映された、癖はあるけれど、不思議なエネルギーに満ちたアルバムを出すところです。ブエノスアイレスやリオやパリでその土地に出向いた録音などあって、合わないものもあるけれど、合ったら良いというので、なんかほしいときに手を出すアルバムです。
これジャケのミュージシャンにJack Bruceとあるし(ブルースのJAZZアルバム持ってます)David MurrayやSteve Swallowの名前があるからてっきりJAZZだと思いましたが、違いました。JAZZ的な部分はあるし面白いアルバムです。
キップ・ハンラハンというミュージシャン、プロデユーサーが自ら立ち上げたレーベルから出したアルバムで、“スモーキー・ロビンソン風”を作ろうと決意して作ったアルバムだそうです。
この人ドラムスなどリズムの人手ここではパーカションを担当しています。

ヴォーカルの入ったポップ曲のどう紹介するかわかりませんが、1曲目、マレーのサックスが出てくるとやはりいいと思います。
2曲目これがキューバン・ミュージック、コンガとブラスのリズムに乗った、確信犯てきサウンドですが、これが良い。途中のマレーのテナーはガトー・バルビエリを思い出させて、ウルウルします。(もはやガトーはこのようには吹かなくなってる)
7曲目、カントリー調もちょっとはいって、曲は5ディメンションのレッド・ザ・サンシャイン・インみたいなメロディの曲
8曲目はパーカションのえんそうで、9曲目につづくとそこに、スワローのエレベのメロディ、低音でリズムを刻むのがジャック・ブルースなのでしょう。

ですからJAZZではありませんが、聴いていてこれはこれで楽しめたアルバムでした。

VERTICAL'S CURRENCY / KIP HANRAHAN

Ignacio Berroa:trap drums
Jack Bruce:voice,electric bass,piano
Milton Cardona:congas,bongos
Arto Lindsay:electric guitar
David Murray:tenor sax
Kip Hanrahan:percussion
Puntilla Orlando Rios:quinto,congas
Peter Scherer:synclavier,organ
Steve Swallow:electric bass

1. DARK (KIP’S TUNE)
2. AGAINST THE LIGHT
3. A SMALL MAP OF HEAVEN
4. SHADOW SONG (MARIO’S IN)
5. TWO HEARTEDLY, TO THE OTHER SIDE
6. CHANCES ARE GOOD (BADEN’S DISTANCE)
7. MAKE LOVE 2
8. ONE CASUAL SONG (AFTER ANOTHER)
9. INTIMATE DISTANCES (JACK’S MARGRIT’S NATASHA)
10. DESCRIBING IT TO YOURSELF AS CONVEX
11. WHAT DO YOU THINK? THAT THIS MOUNTAIN WAS ONCE FIRE?


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