JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

女性に会う前にずるいかな  魂 / 安富祖貴子

2008-11-13 21:33:31 | 聞いてますCDいいと思う


週末に女性に会うことにしました。特別こちらから会いたいと思ったわけではありませんし、相手の方がお望みなわけでもありません。
でも機会なので大切な思い出に出来ればと思っています。
彼女は私のことを知りませんが、私は若干知っています。初めてお会いするのに、前もってインプレションを入れてしまうのは失礼かな。
その方は沖縄出身の女性ヴォーカリストさんです。
前に一度評判なのでアルバム(2作目)を聞いたことがあります。一寸日本人ばなれしたヴォーカリーズで面白いとはおもいましたが、大好きというとこまでは行きませんでした。
週末に初の生なのでデビュー盤を予習してみました。

1曲目ワーク・ソングはまあこのくらいと思いましたが、2曲目ではビリー・ホリデーをしっかりと捉えて味がでています。
3曲目のでアレンジも聴いて新しい歌の面白みが加わっています。
4曲目もとても味のあるvocalですが、これらはニーナ・シモンのレパートリーだそうで、そういわれればうなずける歌唱です。
5曲目“マイ・フェイヴァリット・シングス”はとてもJAZZとしては難しい曲のように思うのですが、テーマ部分で合格でないでしょうか。安井ちさ子さんのピアノプレーもきりっとしたいいプレーです。
ジャズ・ヴォーカルをほとんど聴きませんので発言にはなりませんが、大好きだった越智順子さんがなくなってしまいとても残念でしかたありません。是非この人が後を埋めてくれないかと思うのは、ちょっと荷が重いかも知れませんが、そんなことを感じるvocalです。
7曲目は川嶋哲郎のテナーソロに対抗しますが、残念ながらテナーの勝ち、場数の勝ちでしょうが、自分のアルバムですからこれは張り倒さなければいけません。
11曲目“モーニン”も合格点ですがあえてこの曲でなくてもと思います、すきなのでしょうか。若い人はもっともっと新しい歌がすきでしょうから、好きなのを歌うと良いとおもいます。ジャズ歌ってますと言って、難しいスタンダートを歌うシンガー、あまり良いと思いません。
中音域で声が割れるのは好みも入りますが、ここがもう少し太くしてくれると好みが増すのですが。
さて、生でお会いすると、素晴らしいだろうと予感が生まれています。

魂 / 安富祖貴子

安富祖貴子(VO) (1)〜(3)(5)(7)〜(10)(12)
井上陽介(B) (1)〜(3)(5)〜(12)
大隅寿男(DS) (1)〜(5)(7)〜(10)(12)
安井さち子(P) (1)(3)(6)(8)(9)(11)
知念嘉哉(G) (1)(2)(7)川嶋哲郎(TS) (4)(6)(11)
金子雄太(OG)


01ワーク・ソング
02アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
03ヒア・カムズ・ザ・サン
04エヴリシング・マスト・チェンジ
05マイ・フェイヴァリット・シングス
06ジャスト・ライク・ア・ウーマン
07スムース・オペレーター
08アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー
09マイ・ベイビー・ジャスト・ケアーズ・フォー・ミー
10ヒーロー
11モーニン
12テネシー・ワルツ



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