
Max de Aloeノアルバムガチェロとの共演も良かったので調べたら、なんと二人の共演アルバムがあった。
オルサーはいないけどこれも気になるので買ってみた。
2013年録音のアルバムで一番新しいものになる。
有名な坑道を録音場所に選んでそこでチェロとハモニカのデュオを録るということだろう。


写真を見ても結構相当なな準備をしての録音だったと感じる。
そしてミュージシャンの気合も大きかったと想像される。
凄いコンサートをやったと思う、だけど、これがミュージシャンの気負いのコンサートになってしまったのではないかと思う。
この場所で機材を調整し、観客を満足させたいという思いは十分だか、逆に演奏している内容が重たくなっている。
この会場を作りだから、意識は十分伝わるが、気合が入りすぎ。演奏は固い感じになっていて、Max の柔らかいフレーズが封印された感がある。いつものMaxの柔らかな雰囲気はここになく、場所が残念ながら勝ってしまったというのがこれだろう。
すばらしいミュージシャンだけど、ちょっと思い違いもすると思う。
MUTAENTI Live in miniera / Max DE Aloe Marlise Goidanich
Max De Aloe - chromatic harmonica, bass harmonica, accordion, live electronics
Marlise Goidanich - cello
1. Berceuse (Henrique Oswald) 3:27
2. I've Seen It All (Björk, L. Von Trier, S. Sigurdsson) 3:06
3. Rebuliço (Hermeto Pascoal) 2:54
4. Askja (Max De Aloe) 5:17
5. Carinhoso (Pixinguinha) 3:01
6. Berimbau (Baden Powell, Vinicius De Moraes) 4:20
7. A Sort Of Dance (Max De Aloe) 3:22
8. Uskudar (Traditional) 7:19
9. Il Bosco Che Chiamano Respiro (Max De Aloe) 9:22
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