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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

尊敬してます  純情ヨーロッパ 人情ヨーロッパ  たかの てるこ 著  

2017-02-24 23:42:01 | 


たかの てるこという人がいる。結構本をだしているからライターなのだろうが、私この人尊敬しています。知ったのは彼女の「ガンジス川でバタフライ」という著書だけど、このタイトル、私的にはつかみの天才ではないかと思った。

この発想、まさに天才的です。途中何冊か出会っているけれど、久しぶりに2冊の本が出たのをしって図書館に申し込んだら、31人待ち、そんなに待てないのでのでポチリました。
序章、なぜ彼女がヨーロッパを苦手なのか書かれた部分を読んでみた。
またまた天才だと認識したわけで、趣旨も軽さも極めているのである。

全部書きたいけれどほんの一節

「なんだよそれ!人の前世つかまえて犬死って!」

天才だ。

本文最初が(ぎえええ、嘘でしょ~!もう真っ暗闇じゃん!)

上下2巻、長年勤めた会社を辞めてフリーに転身、ヨーロッパを旅した記録だけれど、もちろんふつーじゃない。
21か国を鉄道で旅して歩くのだけれど1巻目が"呑んで、祈って、脱いでみて”で2巻目が"人生、ゆるして、ゆるされて”っていう、まったく極個人的な旅日記、普通の人じゃ真似できません。
フランスなんかでは下を完全に処理してフルヌード、でそういう人たちのビーチに、酒池肉林セクシーゾーンにまで行ってしまうのです。
(写真はありませんよ)
他にも猟師町の「ミニスカの可愛いばあちゃん」と下ネタ女子会とか「厳粛なクラシックコンサート」で手拍子&大爆笑とか思う存分やってくれます。
旅行を終わってみれば絶対許せないと思っていた退職に追い込んだ元上梓なんかもすっかり気にならなくなったという変化だそうで。

「地球の歩き方」には絶対の載らないルポ、のどに何か詰まっているような人に最適、つかえなんかすっとして次に準備完了です。

つっかえなくすっきりとこれに行きます。





「騎士団長殺し」 第1部 顕れるメヂア編
           第2部 辺遷ろうメタファー編





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