
昨年東京フォーラムに上原ひろみを見に行ったときに告知されていた、新しいアルバムが発売になりました。
本当に上原らしい出だしで始まります。するとギターの音に気が付きます。
コンサートではアコーステックピアノを弾くときは真摯な感じなのが、キーボードを弾くために立ち上がった時にはチョイワルな姐御みたいになる感じで面白いと思いました。
このアルバムはそのチョイワルの所を突き詰めた感じです。ギターの加入したことで、トリオの時の一人奮闘するようなところが、そのメロディの引き受け手が出来た感じです。それも、それ以上の登用の比重で、グループの要素として、サウンドに不可欠になっています。
上原はツアーなどで曲を充分演奏し、煮詰まったものをアルバムにしてきたと本で読みましたが、ツアーにはギターがいないわけなのに、この完成度はどうしたことでしょう。5曲目おもしろいタイトルの曲で、いろんなタイムを切り取って時のキルトを作ったよう。
Timeがテーマのアルバムですが、上原のタイム感の微妙なずらし方と、エレを使ったバンドサウンドは完成に近づいたと思います。
ただコンサートでも気がつくアコーステックに対する、ジャージーな行きかたは、別に追ったほうが良いように思えてきました。コンサートでもその点が疑問に思えました。
8曲目静かな曲のアコーステックの響きも好きなので、こちらの方向も、きっと別な方法で表現してくれるだろうと期待してます。
Time Control / Hiromi Uehara
上原ひろみ Piano,Key
David Fiuzynski guitar
Tony Grey bass
Martin Valihora drums
1 Time Difference
2 Time Dut
3 Time Travel
4 Deep into the Night
5 Real Clock vs. Body Clock=Jet Lag
6 Time and Space
7 Time Control,or Controlled by Time
8 Time Flies
9 Time's Up
10 Note from the Past
本当に上原らしい出だしで始まります。するとギターの音に気が付きます。
コンサートではアコーステックピアノを弾くときは真摯な感じなのが、キーボードを弾くために立ち上がった時にはチョイワルな姐御みたいになる感じで面白いと思いました。
このアルバムはそのチョイワルの所を突き詰めた感じです。ギターの加入したことで、トリオの時の一人奮闘するようなところが、そのメロディの引き受け手が出来た感じです。それも、それ以上の登用の比重で、グループの要素として、サウンドに不可欠になっています。
上原はツアーなどで曲を充分演奏し、煮詰まったものをアルバムにしてきたと本で読みましたが、ツアーにはギターがいないわけなのに、この完成度はどうしたことでしょう。5曲目おもしろいタイトルの曲で、いろんなタイムを切り取って時のキルトを作ったよう。
Timeがテーマのアルバムですが、上原のタイム感の微妙なずらし方と、エレを使ったバンドサウンドは完成に近づいたと思います。
ただコンサートでも気がつくアコーステックに対する、ジャージーな行きかたは、別に追ったほうが良いように思えてきました。コンサートでもその点が疑問に思えました。
8曲目静かな曲のアコーステックの響きも好きなので、こちらの方向も、きっと別な方法で表現してくれるだろうと期待してます。
Time Control / Hiromi Uehara
上原ひろみ Piano,Key
David Fiuzynski guitar
Tony Grey bass
Martin Valihora drums
1 Time Difference
2 Time Dut
3 Time Travel
4 Deep into the Night
5 Real Clock vs. Body Clock=Jet Lag
6 Time and Space
7 Time Control,or Controlled by Time
8 Time Flies
9 Time's Up
10 Note from the Past
あんな素晴らしいホールで聴けるなんて羨ましい!
ギターとキーボード、二つの和音楽器がぶつかることなく
メロディーとバッキングと効果音的な使い方を
上原ひろみ的に組み合わせたアルバムだなぁ、と
感じました。
そのうちオールアコースティックなアルバムも
だすのではないかなぁ、とにらんでいますがいかに!?
ちょっと、異なった印象を受けるかも知れないと思いました。
それと、(私の)ジャズ耳で聴いて満足できるようなアルバムは
確かに期待したいところではあります。(身勝手なんですけど..)
TBありがとうございます。
このアルバムで上原の一つの方向を明確にしたように感じます。ところが上原はそれだけでなく、と思うと、コンサートで感じた、アコピとエレベラインの違和感を解消する何かがあるように思いたいですね。
上原の体が小さいのに、そのエネルギーと多面性が好きです。そう思うとすることが楽しい子と思うのです。
>オリジナルの最後の曲が、途中ですぐ止めちゃって>終わるのですが、これは結構過激な演出です。
>国内盤は、この後ボーナストラックが入るのです>>が、この過激な演出の効果を削いじゃってる感じで
>すねぇ...。
同感ですね。
まあ今の勢いで上原にはこれからもガンガンいってもらいたいものです。