JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

黒と白のはざま  ロバート・ベイリー 著 吉野弘人 訳

2021-05-06 09:59:17 | 


この頃1冊の本を完読する感性の集中が弱くなった。大好きなジェフリー・ディーヴァーの新しい文庫は、時間逆行で進行するので、とっつき困難で、評判も大変という意見が多いのであっさりと退散した。ずっと読んできているグレイマンもなかなか続かないで(816頁もある)止まってしまった。
そんな状態でこの本は読み切った。1作目の「プロフェッサー」が面白かったので、2作目(本書)を1年ぐらい前に購入したけれど、ほかにいって読まないでおいてあった。



弁護士の話で好きな分野なんだけれど、どちらかというと法廷の駆け引きというよりか、途上人物の気持ちのいろいろな流れが主になるのでちょっと残念で止まっていた。
そしたら3作目「ラストトライアル」が1月に上梓されたので、これは人気あるのだあろうと読み始めた。



1作目で活躍した若手弁護士リックがもっと活躍するのかと思ったけれど、主人公老弁護士の教え子の冤罪の話。プロットが順を追って展開してくれるから、ボケにもついていけるし、仕掛けもあって面白かった。ちょっと最後はやりすぎ感をかんじたけれど、まとまった。という事で3作目もかったけれど、このまま続けてではなくて、これも549ページのイスラエル情報機関のガヴリエル・アロンものに挑戦してみようか。



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