JAZZ最中

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癌治療本をわが身を以って検証 米原万里 著

2022-07-03 07:32:23 | 


面白い本を探すためにと手に取った米原万里氏の『うちのめされるようなすごい本』 文芸春秋 の”私の読書日記の最後は氏が患った癌を乗り越える民江に読み漁った癌の療法に関する本の検証だった。
なんとなんとなくなる1週間前に週刊文春に掲載さらえたものもある。
このころ、近藤誠氏の著書が話題になっていて私もその理論に影響を受けた方だし、免疫療法などもこれはいいかもなどと思ったものだった。
それらの本の療法を身を以って体験検証したのだからこれはまとめておこうと思う。

まず氏が挙げている本を抜き出しておこう。(2006年文春分)

・星野泰三・水上治著『高速温熱リンパ球療法 ガン治療最後の切り札』 メタモル出版
健康食品の宣伝販売に熱心すぎて金儲け一辺倒が透けて見える

・江川滉二著 『がん治療 第四の選択肢』 河出書房新社
 著者が開設した瀬田クリニック系の新横浜メディカルクリニックに通って圧壊26マンの治療を受ける。(当時私もこの活性化自己リンパ球療法        はいいかもしれないと思った) 1年4か月後の再発で容量法は予防的肱岡を全く発揮しなかったことになる。

・近藤誠著 『がん治療総決算』
 「ガン細胞は、遺伝子の変異により正常細胞が変化したもので、決して「非自己」でも「異物」でもないので、「がん細胞をりんぱ球が非自己と認識して排除してくれると考えることは、出発から無理がある」詐欺のようなものだとリンパ球療法を批判する。

・有賀敦監修 『進化した「ガン免疫療法」最新版』 朝日新聞社
 「ガン免疫療法は、現時点では従来の三大療法に取って代わるという段階には至っていない」と明言している。

・『悪性ガンは腸から治せ!』
 推薦する乳酸菌飲料は犯罪的に効果であったが再発した。

・斎藤道雄著 『希望のがん治療』 集英社新書
 欠き中山氏と川竹氏の著書のいいとこどりをしたコピー本

・中山武著 『論より証拠のガン克服術』 草思社
・川竹文夫著 『幸せはガンがくれた 心が治した12人の記録』 創元社

・菅原努/畑中正一著 『がん・免疫と温熱療法』 岩波アクティヴ新書
 治療をおこなったが熱により死亡が捻転していくのがつらく断念。
・安保徹/福田稔監修 『奇跡が起こる爪もみ療法』 マキノ出版
 ・安保徹監修 『免疫革命 実践編』

2005年分
・石原結實著 『家庭でできる断食養生術ーやせる、きれいになる、病気が治る』 PHPエル新書
・森下敬一著 『ガンは恐くない』 文理書院    



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