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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ヨーロッパ的ストラクチャー PLACES IN BETWEEN / Reis Demuth Wiltegn

2016-10-25 21:26:19 | 聞いてますCDおすすめ


ルクセンブルクを一挙にJAZZ界で有名にしたのがミッシェル・レイズだとおもっています。最初の出逢いが2014年でその後コットンで会った好青年です。
その後のカルテットのアルバムは2015年のベスト10入りして、この人の一枚に選びました。その後古いアルバムを一枚かいましたが、若くて新しいアルバムをだしていくだろうからさかのぼるのは止めました。



最初に出会ったアルバムと同じメンバー、ルクセンブルクの友達でつくるトリオの新しいアルバムがでたのでこれで4枚になりました。



11月にはまたコットンにこのメンバーで来るけれど、仕事でいけない。残念だけど代わりに見てくれる人を知っています。
だからこのアルバムだけで我慢しよう。


2曲目、インプロの瑞々しさに驚きます。ヨーロッパのジャズ・ピアノがマンネリになったというような言動はどこかに消えるようなレイズのピアノ・センスです。
3曲目そのヨーロッパ・ピアノ・トリオのヨーロッパ的ストラクチャー、ピアノ・トリオの新たな伝統といってはオーバーですが良い。
このトリオ幼馴染で3人の名前を冠したグループで、レイズだけが主役でない。ドラムスの切れとかベースのながれとか3者がほぼ同等なインプロです。
この一枚に選んだレイズの自分のカルテットとのポジションもきちんと色分けされていて素晴らしい。
どっちを選ぶかは好みです。
こっちのグループまとまりは抜群ですが、すべてオリジナルなのがちょっと残念、1曲ぐらいスタンダードをいれると、グループの素晴らしさもはっきりすると思うのだけど。


PLACES IN BETWEEN

Michel Reis (piano)
Marc Demuth (bass)
Paul Wiltegn (drum)

1. Small Talk (Paul Wiltgen)
2. Cross Country (Michel Reis)
3. Bleecker Street (Michel Reis)
4. Where The Heart Beats (Michel Reis)
5. Kamome (Michel Reis)
6. Bored and Brilliant (Paul Wiltgen)
7. Joule’s Last Glimpse (Michel Reis)
8. The Story of You and Me (Michel Reis)
9. Shai (Marc Demuth)
10. Surreal Kinda Deal (Paul Wiltgen)
11. Kilonova (Michel Reis)
12. Me Dire (Marc Demuth)


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