
enrico pieranunziのアルバムはいつも最優先みたいに気になります。このアルバムの発売を知って待っていて、やっと手に入れたら結構古い録音でした。
エンリコのオリジナルトリオにKenny Wheelerが参加したアルバムで、2004年の録音です。
1曲目の思索的なピアノの美しい音から入りペットのメロディ、これはいいと思います。その後のピアノのフレーズが素晴らしい、この1曲とても良い雰囲気です。
Kenny Wheeler自体をあまり聴いたことが有りませんでしたが、ギター2本とのアルバムを聞いてとてもよかった覚えがあります。
基本的にはenrico pieranunziのトリオのアルバムということですが、wheelerの奏法にあわせたように曲がなっていくので、wheelerのアルバムのようです。
3曲目から5曲目などは大変似ていてどれか一つでもいいと思ってしまいます。
それじゃつまらない、というとそれがちがいます。
続けて同じようなメロディのwheelerを聴いていると、その名を持った深い森に分け入っているような感じです。wheelerの森で、そこの広さと色の濃さが存在するのです。
さてこのwheelerの森に分け入ると、これがとても美しいものを発見する事ができるのです。
ピエラヌンツィのピアノの音色とフレーズ、ベースの驚くべき一音、ドラムスの目立たない(目だたなすぎです)サポートなど素晴らしい部分があります。
そして結局ピエラヌンツィの魅力が勝ってしまうように思います。
アルバムを通してピエラヌンツィの美しい音とメロディが一番の魅力です。
6曲目のちょっとアバンな1曲などドラムスのJoey Baronがもっとはじけてグシャグシャになったら面白いのに、残念ながらエンリコがとても思索的です。
9曲目“Winter moon”はことトリオの東京公演アルバムでも演奏されていて、とても懐かしく良い曲です。
wheelerのペットの奏法をベースにしていますから、wheelerのアルバムのように見えますが、そこにいるピエラヌンツィたちが森にいる妖精みたいに美しく、本当はいいと思うのはwheller以外という1枚になりました。
as never before / enrico pieranunzi
Enrico Pieranunzi piano
Marc Johnson bass
Joey Barron drums
Guest Kenny Wheeler tp,flh
1 Soundings
2 mproheart
3 A Nameless Gate
4 As Never Before
5 Many Moons Ago
6 Impromind
7 Song For Kenny
8 Time's Passage
9 Winter Moon
追記 本日はpsris jazz big band 「PARIS24H」を効きながら第3京浜そ疾走してきました。思わずスピード出てしまいました。
ってお墓参りをして魚とパンを買って来ました。魚は小坪で上がったスズキ、例によって簡単アクアパッサァです。そっちはカメラの電池がなくなりアウトです。
ご先祖様へお参りしたのでご褒美に今年最初の桜を見ることが出来ました。神奈川今年初めての桜でした。

この一枚,私はWheelerもPieranunziも好きなので,見逃せませんでした。かつ予想よりもはるかによい出来で嬉しくなってしまいました。
TBさせて頂きます。
PieranunziのトリオにWheelerって凄いと思いますし、その通りに仕上がった気がします。
このアルバムんおWheelerはちょっと一本調子みたいで少し面白くありませんでした。その中でピエラヌンィのピアノが素晴らしいと思いました。
申し訳ありませんがWheelerをつまにエンリコを聴いていました。
また録音も良かったですね。
TBさせていただきます。
エンリコの新しいのが聴きたいと思いますよね。
このアルバムそこのところとてもいいのですが、Wheelerは同じ感じでちょっとあきました。