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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

街角で見渡す CORNERS / ALDO ROMANO

2008-06-24 21:01:37 | 聞いてますCDいいと思う


LABEL BLEUの古いアルバムは会うと拾うようになっていますが、そのうちの一枚です。
おなじみALDO ROMANOで、ベースがMichel Benita,一番聴きたいのはpianoのRonnie Pattersonという人で、このアルバムでいいと思っていました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060526
1曲目街中の雑踏の声からTim Millerのギターソロがジョンアバの快調なときの感じ、その後のピアノが清涼感がありとてもいい、もちろんベニータのベースも良いわけです。
2曲目、クラリネットのソロというのにはあまり馴染みがありませんが、これがLANEL BLEUの楽しいところ、しっかり表現されます。
この演奏クラリネットとギターがソロ楽器というあまり馴染みが無い組み合わせですので、一つ一つのソロを大切に聴くことがいいのでしょう。
4曲目のギターのアコーステックな弦に絡むピアノの美しさはなかなか素晴らしい。さっぱりと簡単におわります。
5曲目はエキゾチックな曲想のフュージョンでスパニシュのカジョを入れてメリハリのある曲にしています。
このアルバム1998年にLABEL BLUEの関係ミュージシャンが来日したときにでたアルバムのようです。
Aldo Romanoの曲がほとんどで、トータルなサウンドで雰囲気を作るアルバムのようです。
色々な街角を再現しているようですが、7曲目、ネグりのラテンの街角は圧巻です。
交差点は東西南北が一気に見れるところで、そのCORNERに来ると新しいめどを立てるところです。交差点で前や後ろ新しい横の視線が見えた時がすきです。
このアルバム“Corners”ですが、多分世界各所の交差点で感じる雰囲気が表現されていると思います。
聴きたかったピアノは9曲目、アブストラクトな構造を作りながら良い演奏です。
ちょっとオーネット・コールマンを思わせる演奏。
11曲目ギター伴奏でのクラリネットは哀愁演奏、ポルトガルの石畳を歩いているような曲。
12曲目はちょっと大きな交差点の曲で、Tim Millerというギタリストが大きくフュチャーさていてとても良いのですが、この人は今どうしているか知りません。
13曲目ゆったりとした曲調ですが、歩いていて交差点での出会いを楽しむような演奏です。
このアルバムネグロのクラリネットの凄さが一番印象深く、あまりメジャーで無いクラがとても力強く感じるアルバムです。
この14曲目、15曲目とネグロのアルバムのようになって、それもロマーノの意図だと感じる楽しいアルバムです。

CORNERS / ALDO ROMANO

      Michel Benita bass   
      Tim Miller gutar
      Mauro Negri clarinet
      Ronnie Patterson piano
      Aldo Romano drums

1. Port Au Prince
2. Petionville
3. Inside Out
4. Song For Elis
5. Brothers Of Land (Camp David)
6. Bianconiglio
7. Storyville
8. Blue Bamboo Blue
9. Il Ritorno
10. Campo Del Fiori
11. Pietralata
12. Pioggia Sul' Pineto
13. Positano
14. Tompkins Square
15. Belleville





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