マイク・デル・フェローはイタリアのオペラを題材にしたものが大好きだけれど、ここのところご無沙汰している。
ステージも2008年の横濱ジャズで見てその時アルバムを買ったのが最後だった。
ほかのアルバムを買う時にネットで見つけて少し古いけれど買ってみた。
1曲目アーシな雰囲気でアコからエレピに移ってカッコ良いけれど終わり方がプッツンなのには一寸吃驚。
2曲目はフェローの落ち着いたとても感じの良い曲。この人本当に上手く聞かせる名人という感じです。
3曲目がベースはエレべの“キャラバン”
4曲目は“In the Wee Small Hours of the Morning ”を子守歌のように、この歌の愛おしさや安らかさが良く出た演奏です。
6曲目はシンセの音をバックにバッハの“Ave Maria”でフェローらしい選曲、7曲目はアコピとエレべのうまく組み合わさった曲。
8曲目“Autumn In New York”のベースはアコ―ステックで音が良い、この人37歳だそうですがオランダのベーシスト、エレベの方は普通の感じ。
10曲目はフェローのとても美しい曲で美しく盛られたデザートを眺めるよう。
それにしてもほかにマイルスの“All Blues””モンクの“I Mean You ”“いそしぎ”に“モナリザ”なんだからどのような基準で選曲しているのやら。
しかしこの人なんでもできてしまいます。それも高い水準で。
なんだか、なんでもであるホテルのダイニングの支配人のような感じです。
ただ個性あるフレンチやイタリアンのお店のような絶大な人気は取れないかもしれない。ジャケを見ても想像つくか。しかし高い水準のピアノです。
THE JOURNEY / MIKE DEL FERRO
MIKE DEL FERRO PIANO KEYBOARDS
JEROEN VIERDAG ELECTRONIC AND ACOUSTIC BASS
BRUNO CASTELLUCCI DRUMS
1 Benny Golson
2 Miron
3 Caravan
4 In the Wee Small Hours of the Morning
5 Idrobas
6 Ave Maria
7 The Woolf
8 Autumn In New York
9 All Blues
10 E-Ballad
11 The Shadow of Your Smile
12 I Mean You
13 Mona Lisa
14 Brazilian Excercise
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