goo blog サービス終了のお知らせ 

JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

コルトレーンへの賛辞をならべる 4

2025-09-01 20:29:41 | 聞いてますCDいいと思う
コルトレーンへのトリヴュートのヨーロッパのグループ演奏を2つならべたけれど、こんどはアメリカのグループのを並べてみよう。一つはこの企画をやろうと思ったきっかけの1枚。
まずは古い方から、1987年の録音でかなり古いし、テナーもピアノも実は知らない。
テナーのJean Toussaintという人は1960年生まれでバークレーをでている。アート・ブレーキーのところで吹いていた人らしい。ネットで聞くとかなりおもしろい。ピアノのほうはイギリスの人のようだ。
テナーはソウルフルで音色といい、アトランテックのころを思わせる感じでスタート。ベースとドラムスはおなじみの名手だから、Naimaなんかのベースソロも安心してきいていられる。アトランティックのころが一番好きという人も多いとおもうけれど、まさにそのころをトリヴュートしたアルバム。



IMPRESSIONS OF COLTRANE / JEAN TOUSSAINT

Jean Toussaint(ts)
Jason Rebello(p)
Ray Drummond(b)
Kenny Washington(ds)
1987年7月23日録音 Monster Studio , Holland

1.Mr. Syms
2.Some Other Blues
3.Naima
4.Miles Mode(Red Planet)
5.Equinox
6.Mr. P.C.
7.Central Park West
8.Cousin Mary

もう一枚がこの企画を思いついた一枚で、録音が一番新しい、2018年録音のアルバム。smorke sessionsでハロルドメーバーンのアルバム。メーバーンのピアノスタイルからすると、当然の企画で、テナーはエリック・アレクサンダー。ほかにヴィンセント・ハーリングのアルトとスチーヴ・ダヴィスのトロンボーンの3管だから、どちらかというと、トレーンがブルーノートに残した”ブルー・トレイン”のサウンドに近い。2曲目はその”ブルー・トレーン”、亡くなって51年、時は経過し、ミュージシャンがのびやかに演奏している感じ。5曲目、マイ・フェバリットは流石メエーバーン、思い切りよくマッコイしている。



Mabern Plays Coltrane

Steve Davis (trombone)
Vincent Herring (alto saxophone)
Eric Alexander (tenor saxophone)
Harold Mabern (piano)
John Webber (bass)
Joe Farnsworth (drums)
2018年1月5,6,7日ニューヨークシティのSMOKE Jazz Clubでのライヴ録音

1. Dahomey Dance (Coltrane) 7:13
2. Blue Train (Coltrane) 10:42
3. Impressions (Coltrane) 9:42
4. Dear Lord (Coltrane) 5:36
5. My Favorite Things (Rodgers & Hammerstein) 11:47
6. Naima (Coltrane) 9:09
7. Straight Street (Coltrane) 10:51


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 周防亮介 イリヤ・ウシュコ... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

聞いてますCDいいと思う」カテゴリの最新記事