JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

雲の上 dusk is a quiet place / TURNER TROTIGNIN

2013-10-31 20:53:22 | 聞いたけどCDどちらでも


バブチスト・トロティニョンのピアノの格調高さを思い知ったのは2009年のアルバム「Share」で翌2010年にはライブで「Suite」を出している。2012年にはJACQUES SCHWART-BARTというテナーの人のグループの 「The art of dreaming」は素晴らしサポートをみせてとても楽しいアルバムだし、「song song song」のリーダー策はヴォーカルをたくさんいれた遊び心のあるアルバムだった。

で一枚飛んで今度のアルバムとなった。

1曲目、テナーの音に不協のふくんだピアノがかぶさる始まりはアリャと思う始まり、だけど曲名「Bolero」とあるようにスパニシュな香りが加わると広がりのあるクラシカルなデュオというの感じ。
2曲目、ビートを排したターナーがほとんどラインを作るたなーの曲、つづけざまにトロティニョンの淡く霞がかかっているような曲。
4曲目はバッハの教会カンタータ“われは神より離れまじく”で始まって途中アルバムでは少ない激しいインタープレーのターナーの曲、続いてバッハの“マタイ受難曲”に戻る、まさに教会と自分みたいな演奏。
5曲目はターナーが同じような重いトーンで始めて、変化はあるけのだけれど、なんだか同じ場所にいるようでそこがどこだろうという感じです。
6曲目はブルースがすこし入ったようなターナーの曲。
7曲目、このアルバムはアバンギャルドとして聞くのだったかと思わせるインタープレー。

最後のアルバム・タイトルを見て気が付いた。「dusk is a quiet place」。同じ場所にいたのです。そこは「雲の上」





2010年のアルバムでもマーク・ターナーが一緒だけれど、私ターナーはほとんど聞いていない。トラティニョンを目的で買ったけれど半々以上にターナーが吹いているのでそれが残念。


dusk is a quiet place / TURNER TROTIGNIN

Mark Turner (ts)
Baptiste Trotignon (p)

1. Bolero
2. Left hand of darkness
3. Only One
4. Von Gott will ich nicht lassen(J.S. Bach) -Winter solstice(M.
Turner) - Herliebster Jesu, was hast du verbrochen5. (J.S. Bach)
5. Wasteland
6. Sonnet for Stevie
7. O do borogodo



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