JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

アリスを並べる

2024-04-21 08:42:20 | 聞いてますCDいいと思う
アリス・コルトレーンのアルバムをきいたら、彼女が真のコルトレーンのパートナーだったと確信したけれど、実は最初は何でと思っていた。
マッコイ・タイナーの後にアリスが入って、なんだか強いメロディのラインがなくなってしまったような感じをうけ、なんだこれはと思ったような気がする。
当時アリス・コルトレーンの実績も少ないし、なんかハープとかをピラピラ弾いているようで批判的だった。
コルトレーンがなくなった後、発掘されたアルバムが並ぶようになり、そして今回アリス・コルトレーンの当時のアルバムをきいて、彼女が真のパートナーだったと確信したわけです。

今回アリスのアルバムを始めて手に入れたわけで実はよくしらない。コルトレーン死後にリリースされたアルバムがいくつかあって、それで徐々にアリルを納得していったように覆う。アリスの参加の演奏を並べてみるのも面白いかもしれない。(演奏された日とリリースされた時の違いも理解に影響する)

アリス・コルトレーンの参加作を並べるということではまず最初はこのアルバム。
1966年3月28日のヴィレッジ・バンガードでのアルバム。これはまだジョンが生きている頃のリリース、二人のリリースされたライヴの初めての演奏、さほどアグレッシヴにピアノを弾いていないじゃないかと当時思った。


「coltrane lve at the village vanguard again!」 1966年5月28日録音  1966年12月リリース

そして当時遺作とされたアルバムが発売された。実はこのころからジャズを聴き始めていて、コルトレーンの死の記事がほぼ初期の大事になっている。


「EXPRESSION」 1967年2月15日3月17日録音 1967年リリース

ということでこの後のリリースは死後の発売になっていく。(と言ってもすべてのアルバムをモーラすることは出来ず、持っているアルバムを並べるだけなのは勘弁願いたい)

日本でのライヴのアルバムが出ているがこちらは持っていない。
やらり録音順に並べていくのがいいので死後の発表にもどすと、1966年6月2日にニューポートで演奏している。(2009年リリース)



この後、日本公演後、「エクスプレッション」になるわけだが、一部同日に録音されたのがこちら。(”オグンデ”、”エクスプレッション”はそのあと3月に録音)


「STELLAR REGIONS」 1967年2月15日 録音 1995年10月リリース

そしてコルトレーンのコンサートの最後のライヴになる。


1967年4月23日 録音 2001年リリース

ということでリリースが順番を前後するので、感覚がぶれていくのだけれど、私的にはこうやって発掘してくれたおかげで、アリスのことを段々と認めていけたと思う。

そして先般のアルバムになるわけで、ある意味しっかりと結論付けられたと思う。









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