JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

今、新たに気に入ったソロを HUBRIS / RICHARD BEIRACH

2024-04-06 21:58:52 | 聞いてますCDおすすめ


AMでおすすめアルバムをみたらリッチー・バイラークのアルバムがあった。これまであまり聞いていなかったけれど、聞いてみるとこれが良い。持ってても良いやと注文したのがこのアルバム。バイラークとはうまく、かみ合わなかったのか、彼名義のアルバムは、ジョージ・ムラーツとジャック・デジョネットと演った「ELM」だけだったと思う。(いいアルバムだったけれど、今手元には残っていない。)今回はこのアルバムの1曲目” Sunday Song”を聴いたとたんこれはと思って購入。
何とも美しいピアノの響きではないか。エルムも手放さなければよかった。このアルバムECMでの初ソロ・アルバムで1977年6月の 録音とある。「ELM」も同じ月、同じスタジオでの録音となっているので、どちらが先かはわからないけれど、続けて録ったのだろう。
1曲目の”Sunday Song”、日曜日の賛美歌に始まるような、心懐かしい日をいくつ染むような曲。この人の、ピアノ・ソロ、メロディ・ラインに集中し、てらわず、心の様を表現して、と言いとてもテクニックはあんていしているので、とても落ち着いていくことだ出来る。ECMのソロの中でも、かなりの出来ではと思う。
ということでアルバムを聴くけれど1977年のアルバムだから、いまさら紹介は必要ないと思う。
たぶん、昔は気が付かなったけど、今聞くと昔より心に響くということなのだろう。いまさらと、あまりに申し訳ないので、続けてもう2枚注文してしまった。
それがこの2枚。

   

「BALLADR」               「BALLADS Ⅱ」

どちらも「HUBRIS」を意識して作られたであろう2枚で、どちらもソニー製作で、Ⅰが1986年信濃町スタジオ、Ⅱが翌年1987年NYのメソニック教会での録音。
特にⅠでは”Elm"や”Sunday Song”も演奏していて、これらのアルバムが一つの流れを作っているとおもわれる。
今回その流れが気にいって買ったこととなる。1作目のオリジナリティがすばらしいけれど、バイラークが曲の流れで作るハーモニーと単音のメロディの素晴らしい集まりに今回気が付いた。ということで3枚購入してバイラークのソロを満喫したことにしよう。

HUBRIS / RICHARD BEIRACH

Richard Beirach pian
1977年6月 録音

1. Sunday Song
2. Leaving
3. Koan
4. Osiris
5. Future Memory
6. Hubris
7. Rectilinear
8. The Pearl
9. Invisible Corridor / Sunday Song - Monday


Ballads/Richie Beirach(P)(Sony) - Recorded March 16 and 17, 1986.
1. Elm 2. My Foolish Heart 3. Infant Eyes 4. Blood Count 5. Nightlake 6. On Green Dolphin Street 7. Naima 8. Small World 9. Leaving 10. Over the Rainbow 11. You Don't Know What Love Is 12. Sunday Song

Ballads 2/Richie Beirach(P)(Sony) - Recorded January 20 and 21, 1987.
1. My Funny Valentine 2. Chelsea Bridge 3. The Pearl 4. Alone Together 5. Flamingo Sketches 6. Zal 7. Young And Foolish 8. Summer Night 9. D.L. 10. Old Folks 11. Stella By Starlight 12. Anse Des Flammands 13. The Peacocks 14. Night And Day
コメント (2)
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